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モバP「比奈の作品作りに協力する」 

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■関連SS
モバP「あずきたちと遊園地に遊びに出かける」
モバP「仁奈が旅行券を握り締めてやってきた」
モバP「気落ちしている奈緒を気晴らしに誘う」
モバP「自宅でみりあ主催のお泊り会」
モバP「比奈の作品作りに協力する」

1 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 00:39:40.43 :rI1JROkn0

■前作
モバP「自宅でみりあ主催のお泊り会」
ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1511101451/

■関連SS
モバP「気落ちしている奈緒を気晴らしに誘う」
ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1499273336/

モバP「あずきたちと遊園地に遊びに出かける」
ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488990635/

※タイトルを予告していたものから変更しています。

-事務所-

比奈「プロデューサー、お疲れ様ッス。コーヒー、どうっスか?」

モバP(以下P)「ありがとう、いただくよ」

P「ふー…仕事終わりのコーヒーは体に染みるよ」

比奈「へへ…少しでもリラックスできたなら、良かったっス」

比奈「最近のプロデューサー、仕事以外も色々と大変そうっスから」

P「ふふっ、心配してくれて、ありがとう。でも大丈夫さ」

2 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 00:40:39.52 :rI1JROkn0

P「確かに気を遣うところはあるけど、みんなの気晴らしに付き合うのは楽しいから」

比奈「気晴らしの後のアイドルとプロデューサーは、いい時間を過ごせたって」

比奈「雰囲気をだしてるっスからね。どんなことをして、過ごしたんスか?」

比奈「良かったら、教えてほしいっス」

P「ああ、かまわないよ」
 

3 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 00:41:51.14 :rI1JROkn0

比奈「そうッスね…例えば、茜ちゃんと智香ちゃんの時は何をしたっスか?」

P「二人の時は一緒に事務所のジムでトレーニングして、過ごしたよ」

P「思いっきり身体を動かして、すっきりしませんか、って誘われて」

P「二人の気晴らしというか、比奈みたいに俺を気遣ってのことだったよ」

P「二人なりのやり方でね。実際その日の夜はぐっすり眠れて、翌朝はすっきりした目覚めだったよ」
 

4 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 00:42:30.43 :rI1JROkn0

比奈「二人らしいっスね。そういえば、加蓮ちゃんとも気晴らししてたっスよね?」

比奈「加蓮ちゃんの気晴らしだと…やっぱりショッピングとかっスか?」

P「ははは、残念。加蓮との気晴らしも、運動だったんだ」

比奈「おや、意外っス」

P「俺も意外だったよ。プールで泳ぎの練習をした後、加蓮がテニスをやりたいって言ったから」

P「二人でテニスをしたんだ。元気にはしゃぐ加蓮の姿を見れて、嬉しかったな」
 

5 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 00:46:16.64 :rI1JROkn0

比奈「事務所に来たばかりの頃の加蓮ちゃんを思い返すと、プロデューサーの喜びが一入なのが」

比奈「凄くわかるっス。今だって、その時のことを思い出して、感極まってるっスよ」

P「ああ、本当嬉しかったからね…そうそう。買い物の気晴らしなら、幸子と飛鳥であったよ」

比奈「へー。それぞれで、どんな買い物をしたんスか?」

P「ははは、多分勘違いしてると思うけど、二人一緒に買い物に行ったんだよ」

比奈「またまた意外っスね。二人の趣味は、結構違ってると思うんスけど」
 

6 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 00:47:26.67 :rI1JROkn0

P「それは比奈の言う通りだね。アクセサリや服の買い物に行ったんだけど」

P「二人の趣味は大分違っていたね。それでも楽しく過ごせたし」

P「幸子に振り回される飛鳥ていう、見ていて面白微笑ましい光景が見れたのが」

P「俺にとっては、一番の癒しになったかな」

比奈「想像出来ないっス…どんなことがあったんスか?」

P「ああ、それはね…..」
 

7 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 00:48:34.89 :rI1JROkn0

——

比奈「なるほどー…あ、もうこんな時間スか!?」

比奈「ごめんなさいプロデューサー!仕事終わりにこんな付き合わせて!」

P「ははは、気にしなくていいよ。楽しく過ごせているし」

P「それじゃあ今度は俺が比奈に聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」

比奈「?どうぞ?」
 

8 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 00:53:28.43 :rI1JROkn0

P「比奈は今…何か悩みを抱えているよね?」

比奈「いっ!?ど、どうしてそう思うッスか?」

P「なんとなくだけど…違ったかい?」

比奈「じ、実はそうなんス…今コンテストに応募する作品を書いてるんスけど」

比奈「テーマがラブコメなんスよ。ラブコメなら良く読んでるし…」

比奈「じ、実体験の少ないアタシでも書けるんじゃないかなーって、思ってたんスけど」
 

9 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 00:58:33.89 :rI1JROkn0

比奈「ビックリするほど、筆が進まないんスよー!」

P「あ、ああ…じゃあみんなとの気晴らし内容を聞いてきたのは」

比奈「何か参考になるんじゃないかって、思ったんス…」

比奈「自業自得なのは、分かってるんですよ?」

比奈「漫画を描くことが簡単なことじゃないって、分かってるはずなのに、甘く考えて…」

P「今回の応募を見送るのは、ダメなのか?」
 

10 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 01:01:21.59 :rI1JROkn0

比奈「それは考えたんスよ…けどそれをしたら」

比奈「逃げ癖がついて、今より一層ひどいスランプに陥りそうな気がして…」

P「なるほど…気持ちは、分からなくもない…」

P「明日は…比奈はオフだよね?」

比奈「そうっスけど…?」

P「俺もオフなんだ。実体験とはいかないけど」
 

11 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 01:05:46.61 :rI1JROkn0

P「比奈が良かったら、俺で参考のための仮想体験をしてみないか?」

比奈「へ….?あ…あのーその仮想体験、それってとどのつまり」

比奈「少しでも経験積めるよう、デ、デートのお相手をしてくれるって、ことっスか!?」

P「ああ、少しでも漫画の参考にならないかなって、考えたんだけど」

P「あまり役には、立たないかな?」

比奈「いや、そんな…経験を積むのは、いいことっスから」

比奈「いい参考には、絶対なるッス!」
 

12 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 01:08:38.43 :rI1JROkn0

比奈「そんなことより、アタシが気にしてるのは…プロデューサーの時間を、私がもらっていいんスか?」

比奈「最近のプロデューサーは、自分の時間を持ててないのに」

P「ははは、休みの日に比奈とデートなんて、最高の過ごし方じゃないか」

P「不満どころか、是非そうさせてもらいたいところだよ」

比奈「そ、それじゃあ…明日は宜しくお願いするッス!」

P「ああ、こっちこそ宜しく!」
 

13 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 01:09:28.99 :rI1JROkn0

-女子寮・比奈の部屋-

比奈「まさかこんな展開になるとは…嬉しい誤算っス♪」

比奈「プロデューサーと二人で出かけたのは、聖地巡礼の時以来っスね…」

比奈「あの時はデートっていうより、アタシの好きなものを知ってもらいたいって」

比奈「気持ちの方が強かったっスから…へへ、楽しみ…」

比奈「れっきとした大人なのに、今は遠足前の小学生みたいに」

比奈「ドキドキして、高揚が抑えられない気分っス」
 

14 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 01:10:15.87 :rI1JROkn0

比奈「でもデートに遅刻は厳禁!今日はもう寝るっスよ」

比奈「明日は7時には起きて、準備して…準備…?」

比奈「明日…何を着ていけばいいんスか!?」

比奈「マ、マズイっス…!デートするなら、相応の恰好が必要っス…!」

比奈「でも今から準備なんて…無理だし~~~…」

比奈「プロデューサーが好きそうな服も、分からないし…う~~ん…」

比奈「待ったス…なら、いっその事…」
 

15 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 01:11:23.25 :rI1JROkn0

-翌日・待ち合わせ場所-

比奈「プロデューサー、お待たせしたっス」

P「いや、俺もさっき来たところだよ」

P「じゃあ早速ブティックに行こうか」

比奈「はい!昨日メールで急にリクエストして、申し訳なかったス」

P「気にしなくていいよ。行きたい場所があるなら、そこに行こうよ」
 

16 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 01:21:00.18 :rI1JROkn0

比奈「ありがとうっス♪ブティックでどうしてもやって欲しいこと、あって」

P「ははは、そうか…ん?」

P「やって…欲しい…?」

比奈「あの…ブティックでプロデューサーに選んで欲しいんス」

比奈「アタシに似合うというより、プロデューサーがアタシに着て欲しい服を」
 

17 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 01:22:06.64 :rI1JROkn0

比奈「今日は仮想体験でも、デートはデートっスよね?」

比奈「だから…デート相手の好みの服装で、一日を過ごしたいんスよ」

P「じゃあ…俺の好みで、選ばせてもらっちゃおうかな!」

比奈「遠慮はなしで、お願いするっス!」

比奈「(少しズルしてる気もするけど、これでプロデューサーの好みがわかって)」

比奈「(今日のデートが上手く過ごせる確率が、上がるっすよね!)」

比奈「(アタシにとって、敷居の高い服が来たら…そこは覚悟の上で!)」
 

18 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 01:23:00.15 :rI1JROkn0

-ブティック-

比奈「プロデューサー、着替え終わったス…どうっスか?」

P「おおー!似合ってるぞ!想像以上に俺好み!」

比奈「そ、そこまで言われると、さすがに照れるっス…」

P「そこまで言いたくなるほど、素敵なんだよ…おっと、俺の意見ばっか言ってはね」

P「比奈はその服、気に入ってくれたかな?」

比奈「はい、凄い気に入りました♪素敵で、どことなくアタシの衣装に通じるところがあるっス」
 

19 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 01:25:12.60 :rI1JROkn0

比奈「ひょっとして、それを意識して選んだんスか?」

P「ああ。俺の好みで、比奈に似合う服って考えたら、それを手に取っていたよ」

比奈「なるほどー。じゃあ今日はこの服で、一緒に過ごさせて貰うっスね」

P「うん、ありがとう」

比奈「いえいえ、私も素敵な服を着れて、嬉しいっスから」

比奈「実は、もしアタシにとって敷居の高い服が来たらって、身構えてたんスよ」
 

20 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 01:26:33.01 :rI1JROkn0

P「自分の好みでいいって、言われても、比奈の気持ちを考えるのは当然さ」

比奈「あははっ♪プロデューサーはそういう人っすよね」

比奈「アタシの杞憂でした。プロデューサーにも失礼だったス」

P「何、気にしないで…ちなみ敷居が高いってのは、露出度が高いこと?」

比奈「そうっスね、それもアタシにとっては高い敷居の一つっスね」
 

21 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 01:28:30.67 :rI1JROkn0

P「ほほう…今までの会話から鑑みるに、別に露出度の高い服でも」

P「比奈は受け入れてくれるってことか…」

比奈「あはは♪そうだったんスけど、もう受け付けは終了ですねー」

P「ははは、そっか、残念だ」

比奈「ふふ♪…こうして他愛のない冗談を言い合うの」

比奈「こそばゆい感じがしますけど、いいもんスね」
 

22 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 01:29:54.55 :rI1JROkn0

比奈「温かい気持ちになって…この気持ちは、私が知りたいって気持ちと」

比奈「近い気がします…この気持ち、もっと感じたいっス…だから」

比奈「今日はこれからも、こんな感じで宜しくお願いするっス!」

P「よし、分かった。とにかく頑張ってみる!」

比奈「ありがとうございます…へへ…それで、早速何スけど」

P「なんだい?」
 

23 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/07(月) 01:31:57.68 :rI1JROkn0

比奈「はしゃぎ過ぎたのか、周りの視線が集まって…」

比奈「正直、この視線を耐えるのは、アタシにはまだ無理っス」

P「え?あ…あ、ははは…よし、そうしよう!」

比奈「は、はい…」

比奈「(いきなり飛ばし過ぎったス!あの視線は完全に….)」

比奈「(しかもバが付く方で見られて…たと思うっス)」

比奈「(でも、なんだか…悪い気分には、ならないかな…♪)」
 

29 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:34:16.84 :rI1JROkn0

-公園-

比奈「ふー….思わぬところで、思わぬ汗をかいたー」

比奈「慣れない視線をあんな浴びるとは、想像してなかったス」

P「俺がもっと周りを見ないといけないのに、悪かった」

比奈「お互い様っスよ。アタシもいい感じに盛り上がって」

比奈「直前まで、周りの視線に気づいてなかったです」
 

30 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:34:55.98 :rI1JROkn0

比奈「それに、ああいう視線を浴びるってことは」

比奈「今のアタシたちはカップルに、ちゃんと見えるってことっス」

比奈「それは、アタシが思ってるカップル像が、世間とは乖離していない証左になります」

比奈「ラブコメを書く、自信につながるッスよ♪」

P「なるほど。今日の目的を一先ず達成できてるって、ことだね」
 

31 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:35:37.31 :rI1JROkn0

比奈「ハイ♪とてもいい経験…参考になってるっス」

比奈「それで…その、プロデューサーから見てどうっスか?」

P「今日の比奈、普段と違う雰囲気と積極さがあって」

P「付き合い始めたばかりの気持ちになって」

P「今日の目的を忘れちゃいそうなほど、楽しいよ」
 

32 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:36:36.39 :rI1JROkn0

比奈「良かったス♪周りからそう見られるよりも」

比奈「プロデューサーに、そういう感覚を持ってもらうことの方が大切っスから」

比奈「けど…流石に褒め過ぎじゃないっスか?」

比奈「今日は恋愛の経験が少ないから、こうしてもらってる訳で」

比奈「そういう面で、楽しませる心得はないんスから」

P「ははは、確かに経験は大切なものだけど、それだけで決まるもんじゃないだろ?」
 

33 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:37:23.30 :rI1JROkn0

比奈「それはそうだと、アタシも思うっスけど…」

比奈「じゃあ、プロデューサーはどういうところで、そう感じたんスか?」

P「そうだな…慣れてなくて、試行錯誤してる感じが初々しくていい」

比奈「いっ!?」

P「普段の比奈をよく知ってる分、その試行錯誤を一生懸命してるのがわかって」

P「凄く和む。凄く可愛い」

比奈「うぅ….」
 

34 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:38:15.06 :rI1JROkn0

P「まあ、そもそも比奈が可愛い…」

比奈「もう分かったっス!十分伝わったっス!むしろキャパオーバーしたっス!」

比奈「うぅ…こっちもプロデューサーの事をよく知ってるから」

比奈「全部誇張なしの発言だってわかって、ダメージが大きいっス」

P「比奈に対して、つまらないお世辞なんて言わないさ」

P「それより、ダメージって言い方はちょっと心外だよ」
 

35 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:39:33.65 :rI1JROkn0

比奈「ほぉ…心外、と言ったっスね…わかったっスよ…」

比奈「さっきのブティックでのプロデューサーに関する感想、発表するっス!」

P「ん?」

比奈「慣れないことをしているアタシへの気遣いが感じられて、頼りがいがありました!」

P「おっ!?」

比奈「普段のプロデューサーをよく知ってる分、いつもとは違う感じが伝わって」

比奈「凄く頼りがいあって、かっこよく見えて!」

P「ぐわぁ!?」
 

36 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:40:19.59 :rI1JROkn0

比奈「それに…」

P「分かった!比奈の気持ちが分かった!」

P「分かったからもう止めて!本当に顔から火が噴きそう!」

比奈「はぁ…はぁ…分かってくれたみたいで、何よりっス…」

比奈「嬉しいのは確かっスけど…同時に気恥ずかしさがあるってこと」
 

37 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:41:13.76 :rI1JROkn0

比奈「だからこんな、誰がいるか分からないところで言わ….あ…」

P「ん…?どうし…あ…」

園児たち「….」

P「(午前の散歩中の幼稚園児たちかな?俺たちのことをじーっと、見てる)」

園児「せんせー、あのおにいさんとおねえさん、けんかしてたよー?」

先生「そうね。でもね、さっきの痴話喧嘩って、いってね?」

P・比奈「「!!?」」
 

38 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:41:48.83 :rI1JROkn0

先生「あのお兄さんとお姉さん、本当はすっごく仲がいいって、分かることなのよ」

園児「けんかなのにー?」

園児「ふしぎー!」

P・比奈「「…!?」」ワナワナ…

先生「みんながもうちょっと大きくなったら、どういうことかわかるよ?きっとね」

園児「へー!そうなんだー!」

園児「あとどれくらいおおきくなったら、わかるのかなー?」
 

39 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:42:25.33 :rI1JROkn0

P「(これはなんて…)」

比奈「(羞恥プレイっスか…!?)」

園児「ねぇねぇ、おにいさん?おねーさん?」

P「!?何かな?」

園児「おにいさんと、おねーさんは、ほんとはなかよしなの?」

比奈「あ…く、う…そ、そうっスよ?」

比奈「お兄さんとお姉さんは、とーっても仲良しなんスよ」
 

40 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:43:00.77 :rI1JROkn0

園児「そうなんだー!ラブラブなんだー!」

比奈「ぶはぁ!?」

P「(仲良しから、なんでその表現になるの!?)」

先生「こ、こら!すみません!失礼を!」

P「いえ、お気になさらず…行こうか比奈?」

比奈「え?」
 

41 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:43:50.49 :rI1JROkn0

P「それじゃあ、お兄さんたちは用事があるからもう行くね」

P「みんなは先生の言うことをちゃんと聞いて、気を付けて散歩をしてね?」

園児たち「はーい!」

P「よーし、いい返事だ。さ、行こっ比奈!」

比奈「あ…はい…」
 

42 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:44:22.11 :rI1JROkn0

園児「ばいばーい!あっ!」

園児「おててつないでるー!」

園児「ほんとだー!なかよしだー!」

園児「ラブラブだー!」

P・比奈「「(早く…早くこの場を離れよう!)」」

先生「こらっ!本当の事でも、そう言うことは口にしないの!」

P・比奈「「(アンタはさっきから、追い打ち掛けるなー!!)」」
 

43 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:45:24.82 :rI1JROkn0

-道端の自販機前-

比奈「ふぅーー!ブティックでかいた以上の、汗をかいたっス」

P「俺も…漫画みたいなドタバタだな…」

比奈「ホントっス…事務所の年少組よりも幼い子たちに」

比奈「あんな風に言われるとは…まあ、参考にはなった、かな?」

P「けがの功名、そうなってたらいいな」

P「ふぅ….ようやく落ち着いてきた」
 

44 :◆JBqI9RdT/Q :2018/05/31(木) 01:46:02.63 :rI1JROkn0

P「さてと、これからどうする?」

比奈「そうっスね…プロデューサー頼みがあるんスけど」

P「リクエストがあるんなら、遠慮せずに言ってくれ」

比奈「じゃあ…プロデューサー…」

比奈「アタシと一緒に、もう一度恥ずかしい目に遭って欲しいっス!」

P「うん?」
 

47 :◆JBqI9RdT/Q :2018/06/22(金) 00:03:19.52 :rI1JROkn0

-ゲームセンター-

比奈「プロデューサー、準備できたっスか?」

P「ああ…出来てるよ。ただ心の準備がちょっと…」

比奈「大丈夫っス!条件はアタシも一緒っスから!」

P「それもそうか…それじゃあ、率直な意見でお願い」

P「やっぱり、俺に学生服は無理があると思うんだけど?」
 

48 :◆JBqI9RdT/Q :2018/06/22(金) 00:10:23.19 :rI1JROkn0

比奈「いや、無理はないっすよ♪まだまだ通用するっス♪」

比奈「確かに、高校生にしては貫禄がありますけど」

比奈「それは大人びてるで、通用するっスよ」

P「そ、そうかな…?ははは、そう言ってもらえると、気恥ずかしさが治まるよ」

P「まあ、俺のことはもう置いておいて…その学生服も似合ってるね」
 

49 :◆JBqI9RdT/Q :2018/06/22(金) 00:11:19.83 :rI1JROkn0

P「学園祭の時に着たのより、明るい色使いで可愛らしさが強調されて」

P「あの時とは違った魅力がある」

比奈「そうっスか?ありがとうございまス、嬉しいっス」

比奈「ふふ、プロデューサーに自信をつけてもらったところで」

比奈「青春リベンジ第二弾、やるっスよ!」

比奈「…と、大仰に言ったスけど、この格好でプリクラするだけですけどね」
 

50 :◆JBqI9RdT/Q :2018/06/22(金) 00:12:01.48 :rI1JROkn0

比奈「高校生カップルがしそうなことをして、その感覚を養いたいっス」

比奈「流石にこの格好で、外を出歩くわけにはいかないっスから」

P「そういうことか。ラブコメで学園モノは、定番だもんね」

比奈「はいっス!…あの、それで追加でお願いがあるんス」

P「なんだい?遠慮なく言ってごらん?」

比奈「プロデューサーは事務所の子と、たくさんプリクラを撮ってるっスよね?」

P「うん。まあ…多いかな」
 

51 :◆JBqI9RdT/Q :2018/06/22(金) 00:12:46.02 :rI1JROkn0

比奈「主に学生組とっスよね?その時どんな風に撮ったのか、教えてくれませんか?」

比奈「リアル学生の行動をトレースして、より理解を深めたいんス」

P「ああ、分かった。そうだね…」

——-

比奈「いや~、参考になったっス♪ありがとうございました」

P「ははは、筆が進む気配はできたかい?」
 

52 :◆JBqI9RdT/Q :2018/06/22(金) 00:13:43.63 :rI1JROkn0

比奈「おかげさまで♪創作意欲が湧いてきましたよ」

P「それは良かった!じゃあ、そろそろ行こうか?」

比奈「そうっスね。万が一でも、事務所の誰かと出くわしたら」

比奈「なんて誤魔化せば…」

千佳「みんなー、早くー♪」

P・比奈「「!?」」
 

53 :◆JBqI9RdT/Q :2018/06/22(金) 00:14:28.10 :rI1JROkn0

拓海「おーい。そんな急いだら、あぶねーぞ」

紗南「へー!ここが千佳ちゃんが言ってたゲームセンターなんだ」

紗南「どのキャラの衣装着よっかなー♪」

未央「私は無難に、読んでる漫画のキャラにしようかなっ?」

未央「しぶりんはどうするの?」

凛「私はこういうのあまり知らないから…お薦めがあったら、教えてくれない?」
 

54 :◆JBqI9RdT/Q :2018/06/22(金) 00:15:20.16 :rI1JROkn0

未央「オッケー♪私がしぶりんに、ピッタリの衣装を選んであげよう♪」

凛「ふふ、ありがとう。よろしくね」

凛「菜々さんはどうするんですか?」

菜々「ナナはメイドキャラか魔法少女キャラかで、迷ってますね」

菜々「…というか凛ちゃん?ナナに敬語は使わなくて、いいんですよ?」

凛「でも、目上の人には…」
 

55 :◆JBqI9RdT/Q :2018/06/22(金) 00:17:29.74 :rI1JROkn0

菜々「いやいやいやいや!凛ちゃん、美波ちゃんとはくだけた口調で会話してますよね?」

菜々「ナナは17歳で、美波ちゃんより凛ちゃんと歳が近いんですから」

菜々「もっとフランクな口調で、いいんですよ?…ね?」

凛「うん…善処します」

菜々「だから~~!」

千佳「菜々ちゃん、一緒に魔法少女になろー?」
 

56 :◆JBqI9RdT/Q :2018/06/22(金) 00:19:23.20 :rI1JROkn0

拓海「とりあえず着替えに行こうぜ?ここで騒いだら、周りの迷惑になるしよ」

紗南「そうだね。衣装室にいこー、いこー♪」

凛「….ん?」

比奈「ど、どうするっス!?これ!?」

比奈「状況的に、学生服着た状態でみんなと出会うことを回避するの」

比奈「無理じゃないっスか!?あー…急に恥ずかしくなってきた…」

P「お、俺も…なんかまた急に…ど、どうしようか?」
 

57 :◆JBqI9RdT/Q :2018/06/22(金) 00:20:47.15 :rI1JROkn0

凛「あ…みんな?着替える前に、一度お花摘みに行かない?」

拓海「ん…そうだな。着替えた後に行きたくなったら、面倒だし」

拓海「行っとくか」

紗南「戻ったら色んな衣装で、たくさん撮ろうねっ」

菜々「ナナはみんなでメイド服を着て、撮りたいですっ♪」

千佳「メイド服も可愛いよねー☆撮ろうねっ♪」
 

58 :◆JBqI9RdT/Q :2018/06/22(金) 00:21:39.20 :rI1JROkn0

拓海「う…アタシは着るなら、シックな感じのやつにするわ」

凛「私もそういうデザインのメイド服が、いいかな」

凛「未央は明るいデザインだよね?」

未央「もちろん。わかってくれるよねー、しぶりん♪」

P・比奈「「…..」」

P「今だっ!」

比奈「はいっス!迅速にいくっス!」
 

59 :◆JBqI9RdT/Q :2018/06/22(金) 00:22:31.93 :rI1JROkn0

——-

P「ふぅ~~、なんとか危機を乗り切ったね」

比奈「凄いいいタイミングで、凛ちゃんが提案をしてくれて助かったっス…」

比奈「本当に…まるで助けるためにって、くらいのタイミングでしたよね」

P「ああ…ん?」
 

60 :◆JBqI9RdT/Q :2018/06/22(金) 00:23:02.77 :rI1JROkn0

比奈「どうしたんスか?」

P「凛から…個人宛にLINEが来た…」

比奈「え?」

凛『プロデューサーと、もう一人の誰かは無事抜け出せた?』

P・比奈「「!!?」」
 

65 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:27:53.55 :rI1JROkn0

比奈「え…あの、これ…なんて返事するんスか?」

P「とりあえず、お礼はしないとな」

P『ああ、無事抜け出せたよ。ありがとう』

凛『そう。なら、よかった』

P「………これ以上、反応がないな?」

比奈「凛ちゃんも訳を聞いていいのか、判断しかねてるんじゃあ?」

比奈「着ている衣装が、衣装っスからね…なんとなく凛ちゃんの気持ちは理解できるッス」
 

66 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:28:40.24 :rI1JROkn0

P「そう…だなぁ。じゃあ、理由を話してもいいかい?」

比奈「どうぞっス。凛ちゃんは恩人ですから」

P「なら…」

P『実は比奈の作品作りに協力しててね』

P『大雑把な言い方になるけど、作品の参考のために』

P『二人で学生服着て、学生気分がどういうものだったかを再考してたんだ』

凛『ふーん、なるほど。なんとなくだけど、状況は理解したよ』

凛『教えてくれて、ありがとう』
 

67 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:29:21.50 :rI1JROkn0

P『それで、一つ聞きたいんだけど』

P『どうして俺がいるって、分かったんだ?』

凛『靴』

P『靴?』

凛『今日履いてる靴、前に卯月提案でプロデューサーのスーツを買いに行った時に』

凛『スーツと一緒に買った靴でしょ?だから足元が見えたとき、あれって思ったんだ』
 

68 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:29:57.47 :rI1JROkn0

凛『でも学生服だから、気のせいかとも思ったんだけど』

凛『なんか慌て出したから、もしかしてと思ってね』

P『それでよく…重ね重ねありがとう』

P『俺も比奈も、あの格好でみんなと対面せずに済んだよ』

P『流石に恥ずかしいからね』

凛『個人的には、見たかったけどね。学生服姿のプロデューサー』

P『ははは、また冗談を』
 

69 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:30:32.89 :rI1JROkn0

凛『本気だよ?今度は私にも見せてね』

P「….」

凛『それじゃあ、まだ比奈さんとすることがあると思うから』

凛『またね。プロデューサー』

P『ああ、またね』

P「うーむ、これは本気なのか?…本気っぽいな」

比奈「そうっスね…事務所の忘年会で見せてあげたらどうっスか?」

P「だったら、罰ゲームでって流れにしたいな」

比奈「その時は、その流れ作るのを協力しますよ」
 

70 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:31:18.35 :rI1JROkn0

-ゲームセンター-

菜々「じゃあ!次はいよいよメイド服で、プリを撮りますよ♪」

未央「おーい、しぶりん?どうしたの?」

未央「さっきから、誰かとLINEしてるみたいだけど?」

凛「あ…プロデューサーと。今みんなでプリクラ撮ってるから」

凛「撮ったプリクラを送るねって」

千佳「いいねー☆Pくんにメイドさんになった私たち、見てもらおーよ♪」
 

71 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:32:00.50 :rI1JROkn0

拓海「ちょ、ちょい待て!?アタシは遠慮するぞ!?」

紗南「えー!?拓海さん、そんなに似合ってるのに?」

紗南「絶対Pさん、喜んでくれるよ♪ハイスコア更新するかもしれないよ?」

千佳「そうだよー。みんなでPくんに見てもらおうよ?」

拓海「ぐ…凛~~」

凛「ごめん。自分のだけを送るつもりだったんだけど…」

未央「おやおや?抜け駆けはダメですなー、しぶりん?」

菜々「ですねー♪可愛いメイドさんが、こんなに揃ってるんですから」

菜々「是非プロデューサー…ご主人様に、見てもらいましょう♪」
 

72 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:32:47.74 :rI1JROkn0

-カフェ-

P「おや?またLINEだ…お、これはいいな」

比奈「おー!メイドさんの欲張りセットっスね!」

凛『みんなで着てみたんだけど、どうかな?』

未央『やっほー☆こういう未央ちゃんもいいでしょ?』

菜々『みなさんとっても可愛いですけど、メイド服の着こなしは負けませんよ!』

菜々『ねっ?ねっ?ですよね?ご主人様?』

千佳『メイド服も可愛いよね☆お仕事でも着たいなっ!』
 

73 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:33:39.99 :rI1JROkn0

紗南『こういうお淑やか衣装はあんまり着ないけど、ゲームで知識はあるから結構着こなせてない?』

拓海『送るけど…他の奴に見せるのは、絶対禁止だからな!』

比奈「多種多様な魅力があるっスねー。いやー、いいもの見せてもらったス」

比奈「これも私の創作意欲を掻き立ててくれるっス♪」

P「思わぬ収穫を得たみたいだね。あ、比奈が一緒なのは拓海は知らないと思うから」

比奈「分かってるっス。見たことは内緒にしまスよ」

比奈「それとプロデューサー?最後にもう一つ、付き合ってくれますか?」
 

74 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:34:25.93 :rI1JROkn0

-観覧車内-

比奈「二人で観覧車…定番かつ王道っスね!」

比奈「プロデューサーは最近これを体験してますよね」

P「ははは、結局四人全員と二人で乗ったんだよな」

P「係員の目が痛かった…しかも全員分オンエアされたし」

比奈「見てましたよ♪四人それぞれ個性があって、見応えあったっス」

比奈「実況、もといLINEも盛り上がりました」
 

75 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:35:28.61 :rI1JROkn0

比奈「さっきは落ち着いた受け答えしてた、凛ちゃんが」

比奈「”ああああっ!?”とか”ストォオオオップ!?”って」

比奈「LINE上とはいえ、絶叫してたのは衝撃でした」

比奈「他にも衝撃は、色々あったっスけどね」

P「ははは….そこはあまり、触れてあげないでくれ」

比奈「後見ていて一番ドキドキしたのは、穂乃果ちゃんでしたね」

比奈「あずきちゃんと柚子ちゃんは、べったり甘える感じで」
 

76 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:36:05.10 :rI1JROkn0

比奈「和みのある可愛らしさがあったっス。この時に凛ちゃん他が絶叫してましたね」

比奈「忍ちゃんはある程度距離を保ってはいましたが、終始楽しそうな雰囲気が伝わってきたっス」

P「アイドルになってからの思い出話をしててね、盛り上がってたんだ」

比奈「なるほど。それで、穂乃果ちゃんはプロデューサーと距離を詰めようするけど」

比奈「恥じらいが先行してたのか、中々それをできてなかったっスね」

比奈「それを気遣うプロデューサーがあって、どんな展開になるか注目しました」

P「そういう風に論評されると、恥ずかしいな」
 

77 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:36:45.12 :rI1JROkn0

比奈「ああいうのも、経験してみたくはあるっスけど」

比奈「今回は別のことを経験したいと、思ってるっス」

P「と言うと?」

比奈「プロデューサー、こっちに来て欲しいっス」

P「…それじゃあ、ご厚意に預かろうかな」

比奈「どうっスか?窮屈じゃないっスか?」

P「腰を曲げなきゃいけないけど、その労力以上の心地良さがあるよ」
 

78 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:37:24.21 :rI1JROkn0

比奈「良かったっス♪今日は甘える側じゃなくて、甘えさせる側を体験っス」

比奈「私もお酒が飲める、成人女性っスからね」

比奈「男性に甘えられる包容力がないと….プロデューサーとしては、どうっスか?」

比奈「こうして、男性に膝枕するのは初めてっスから」

P「すごくいい気分。今日付き合ったお礼だとしたら、お釣りを出すくらいに」

比奈「またまた、大げさっスよ。しかし…まさか自分がこんなことをする日が来るとは」

比奈「予想してなかったっス。人生どうなるのか、本当にわからないっスね」
 

79 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:38:12.60 :rI1JROkn0

比奈「まあ…一番予想外なのは、アイドルになってることなんでスけどね」

比奈「ん…プロデューサー、頭撫でてもいいっスか?」

P「どうぞ…ううん、心地いいな….」

比奈「そうっスか?だったらもっと撫でるっス♪」

P「是非…ふぅ~~…」

比奈「ふふふ、本当に気持ちよさそうにしてくれるっスね」

比奈「こうしていると、実感が湧きます」

P「実感?なんの?」
 

80 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:39:03.88 :rI1JROkn0

比奈「私はアイドルなんだって、実感っス」

比奈「こうやって、私をアイドルにしてくれた人に触れると、今が幻じゃない」

比奈「私がアイドルなのは、現実だって教えてくれますから」

P「そうだよ。比奈は紛れもなく、みんなが憧れるアイドルさ」

比奈「みんなが憧れる…そっか、私は今、アイドルっていう貴重な経験をしてるんですよね」

比奈「その中で感じた、嬉しいことや楽しいこと…辛いこと」

比奈「ライブで味わった高揚や充足…どれも大切な経験です」

比奈「ふ…ふふっ♪なんか色々殻を破れた気持ちっス!」
 

81 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:40:04.14 :rI1JROkn0

P「どうやらスランプは脱することが、できたようだね」

比奈「バッチリっス!私が積み重ねたことを活かして、私だけの作品を書く自信がついたっス!」

P「うん!其の意気で行こう!…あ、でも直近で困ってるラブコメだよね?」

P「今日は、その参考にはなったのかな?」

比奈「それも大丈夫っス♪こうして撫でている間も」

比奈「どう撫でたら、プロデューサーが喜んでくれるかなって」

比奈「試行錯誤しながら撫でてるんですよ?それって…」
 

82 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:41:12.51 :rI1JROkn0

比奈「好きな人に振り向いてもらおうと、努力する女の子の気持ちに通じるものがあるんじゃないですか?」

P「なるほど…なるほど…その気持ちを学ぶつもりで、撫でてくれている…」

比奈「ふふふ、その照れた顔も参考にさせてもらうっスね♪」

比奈「….こうして一日、プロデューサーと過ごすことで」

比奈「漫画家としても、アイドルとしても大切なものを学べました」

比奈「この恩は、必ずお返しするっス。アイドルと漫画家の両方で」

比奈「期待しててくださいね?どっちもハッピーエンドにしてみせますから」

比奈「そのエネルギー補給のために今は、このまま…」

比奈「プロデューサーの頭を撫でて、浸らせて欲しいっス…いいですよね?」
 

83 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:41:54.15 :rI1JROkn0

-後日・事務所-

凛「比奈さん、今時間いい?」

比奈「大丈夫っスよ。どうしたっスか、凛ちゃん?」

凛「比奈さんが良ければなんだけど、前にプロデューサーと出かけたとき」

凛「どういうことをしたのか、聞かせてくれないかな?」

比奈「勿論いいっスよ」

凛「ありがとう!プロデューサーが楽しんでたことや、喜んでいたことを詳しくお願い」

比奈「(こういうお願いをされるのも、予想外の一つっスね)」

比奈「(嬉しいことで、充実感があるっス。本当に…)」
 

84 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:42:54.56 :rI1JROkn0

凛「比奈さん、どうかした?」

比奈「あ、なんでもないっス。そうだ凛ちゃん」

比奈「代わりと言っては何ですけど、その時の私の行動はどうだったのか」

比奈「意見してほしいっス。今後の参考に」

凛「もちろんいいよ。あ、でも私も経験豊富なわけじゃないし」

凛「私の意見が間違ってると思ったら、遠慮なく言ってね?」

比奈「了解っス♪それじゃあ、早速始めるっスか♪」

比奈「(凛ちゃんと話してると、他のみんなも集まって)」

比奈「(ちょっとした討論会になったっス。会話が弾んで、楽しいひと時でした)」

比奈「(こうして忌憚なく会話できる仲間もできて…本当に)」

比奈「(アイドルになって良かったって、改めて思いました)」

おわり
 

85 :◆JBqI9RdT/Q :2018/07/10(火) 01:49:08.68 :rI1JROkn0

>>1です

これで完結です。お付き合い頂きまして、ありがとうございます。
次回もお付き合い頂ければ、幸いです。

次回作は、三週間以内には終わらせたいです。
それでは失礼いたします。
 

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【SS速報VIP】モバP「比奈の作品作りに協力する」
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