1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 14:00:18.60 :HZlBAlQi0

美優「……おはよう、ございます……」

P「あーら美優ちゃんおはようっ!」

美優「あ、プロデューサーさん……」

P「どうしたの?」

美優「いえ……今日は、何かいいことでも……?」

P「あらぁ、やっぱりわかる? そうなのよー、実はこの前の懸賞があたっちゃって!」

美優「そうなんですか……よかったですね」

P「美優ちゃんもいる? 高級美容液セット……やっぱりアンチエイジングって大事よ?」

美優「お気持ちだけ、ありがたくいただきます……」

P「そう。それじゃあ、お仕事いきましょうか」

美優「はい」


美優(……プロデューサーさん、男性なのにアンチエイジングとか美容液って必要なのかしら……?)


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 14:08:13.91 :HZlBAlQi0

P「それでね、この前スイーツがおいしい店を見つけちゃったのよ」

美優「スイーツですか……でも私、あまり甘いものは……」

P「あら? 苦手だったかしら」

美優「いえ、でも……その、露出の高い衣装が多いので……」

P「なぁにいってるのよ! 美優ちゃんは細すぎなのよ」

美優「そ、そんなことは……」

P「あるの。もう少し健康的にまるくなってもいいのよ」

美優「……そう、でしょうか……」

P「そうよ? そういうわけだから今度スイーツ食べにいきましょ♪」

美優「……わかりました」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 14:22:04.82 :HZlBAlQi0

美優「今回の衣装は少し……露出が少な目なんですね」

P「まぁ、いつまでもそっちのお仕事ばかりじゃ美優ちゃんも負担でしょ? 私としてもそっちが本質じゃないと思ってるから」

美優「そっちって……えっと?」

P「美優ちゃんに露出が多いお仕事ばかりもってきてたのは悪いと思ってる。男だって苦手だったでしょうし」

美優「ええ……まぁ……」

P「でもね、最初はやっぱり知名度が必要だったの……ごめんなさいね」

美優「いえ、でも……楽しかったですし……」

P「……あら、そう?」

美優「あ、そういう意味ではなくて……」

P「ふふっ、いいのいいの。そう思ってもらえたなら私もプロデューサー冥利に尽きるってものよ」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 14:38:54.53 :HZlBAlQi0

P「でも、これからはもう少し負担の少ないお仕事ができると思うわ」

美優「そうなんですか?」

P「そう。美優ちゃんはそういう路線よりももう少し……そうね、憧れのお姉さんみたいな路線で売りたいから」

美優「憧れだなんて、そんな……」

P「うーん、うまくいうのは難しいんだけど……隣の家に住んでた、初恋の人……みたいな?」

美優「は、はつこいのひと……?」

P「そう。落ち着いていて、年上で。そんなイメージかしら」

美優「……そんな、私はどちらかというと、人付き合いが苦手なだけで……」

P「なーにいってるのよっ」パシッ

美優「きゃっ」

P「人付き合いが苦手なだけな人があれだけ度胸があるもんですか」

美優「そ、それは……その……」

P「自分にもっと自信をもってちょうだい? ね」

美優「……ありがとうございます」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 14:49:23.90 :HZlBAlQi0

P「さ、そういうわけで今日は落ち着いた雰囲気でよろしくっ♪」

美優「は、はいっ」

P「ふふっ、私は応援してるから」

美優「……はい」

P「でもあれよ? なにかいやらしいこととか要求されたら代わりにプロデューサーがしますって言っておいてね?」

美優「そ、それは……」

P「大丈夫よ。これでも私、意外と自分の体に自信があるから」

美優「そういうことじゃありませんっ」

P「あらぁ?」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 15:00:44.01 :HZlBAlQi0

P「お疲れ様」

美優「ありがとうございます……」

P「ふふっ、とってもよかったわよ?」

美優「今回は……いつもよりも、すごくやりやすかったです」

P「それは美優ちゃんにあったお仕事だったからよ♪ よかったわ」

美優「いえ、きっと……昔の私だったらあんなふうに笑えなかったと思いますから……」

P「そう? 確かに前の美優ちゃんは少し影がある感じだったけどねぇ」

美優「えぇ、どうしても人との付き合いが苦手で……」

P「そういう路線もなしじゃなかったんだけどねぇ、やっぱりせっかく可愛く生まれたんだから可愛く生きてほしいじゃない?」

美優「可愛いだなんて、そんな……私、そんな若くないですよ」

P「いいのよ、若さがなによ! 可愛いものは可愛い、それでいいじゃない」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 15:11:58.35 :HZlBAlQi0

美優「可愛い……」

P「そうそう。癒し系の可愛い女の子なんて憧れよ……」

美優「プロデューサーさん……」

P「まぁ、私は私の魅力があるからいいんだけどね!」

美優「はい。そうですよ……プロデューサーさんは、私なんかよりよっぽど……」

P「ちょっとぉ、そうじゃなくてもっと自分に自信もってよね」

美優「えぇっ……?」

P「私だって可愛いけど、ニッチなのよねぇ……美優ちゃんはもっといろんな人にウケる可愛さよ?」

美優「は、はぁ……」

P「なぁによぉ」

美優「……いえ……プロデューサーさんは可愛いというより、その……」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 15:21:35.98 :HZlBAlQi0

P「可愛いというよりも、なに?」

美優「……かっこいいと思います」

P「えぇー……」

美優「な、なんですか……?」

P「かっこいいかぁ……ヘコむわぁ……」

美優「あ、あのっ、悪い意味ではないんです……よ……?」

P「いえ、わかってるのよ? でもねぇ、可愛いって言われたいものよ。乙女心よね」

美優(……プロデューサーさんは男の人……)

P「……心は乙女よ。だから乙女心っていうのよ」

美優「え、いえ……別に……」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 15:33:16.96 :HZlBAlQi0

P「ふーんだ、別にいいわよ。別に」

美優「そ、そんなにすねないでください……ほら、スイーツ食べにいきましょう? ねっ?」

P「……あら、いいの?」

美優「はい、ほら……おいしいお店、あるんですよね? た、楽しみだなぁ」

P「ふふっ、じゃあたくさん食べてもらわなきゃね」ガシッ

美優「あれ?」

P「女に二言はないわよね! さ、いくわよ」

美優「プロデューサーさん、さっきのは演技だったんですか……!?」

P「さぁなんのことかしら? ゴーゴーよん♪」


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 15:53:34.43 :HZlBAlQi0

P「到着ね」

美優「……素敵なお店ですね」

P「美優ちゃんも売れてきたし、出かけるときは変装が必要になったわねぇ」

美優「……変、でしょうか……?」

P「ううん、可愛いと思うわ」

美優「ありがとうございます……」

P「いえいえ。さ、食べるわよー!」

美優「あの、でもやっぱりカロリーとか……」

P「大丈夫よ、ローカロリーなのも結構充実してるんだから」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 16:08:40.50 :HZlBAlQi0

美優「……おいしかったです」

P「でしょう? よかったわ」

美優「……」

P「……なぁに? 何かついてる?」

美優「いえ、プロデューサーさん……何か不機嫌なような……」

P「あら、見破られちゃったわ……実はね、さっきあの店で……」

美優「は、はい」

P「……カップル割引されてたのよねぇ」

美優「え?」

P「ありえないわ! どうせならレディース割りしなさいよって感じじゃない!」

美優「……ふふっ、そうですね」

P「んもー、なによぉ」


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 16:28:01.56 :HZlBAlQi0

美優「プロデューサーさん、私……」

P「どうしたの?」

美優「私、今……とても、毎日が輝いているんです……」

P「そう? よかった……」

美優「はい。知らないこととか、できないと思うようなこととか……プロデューサーさんに教えてもらって、少しずつ挑戦したりして……」

P「全部美優ちゃんならできることだったでしょう? 私のカンに間違いはないのよ」

美優「……はい。でも、それもプロデューサーさんがそばにいてくれたからですよ」

P「あら、嬉しいわ」

美優「ありがとうございます」

P「ふふっ、これからはどんどん可愛い方向へいくから覚悟しておくことね!」

美優「えぇっ……!?」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 16:42:13.07 :HZlBAlQi0

美優「……あの、プロデューサーさん」

P「どうしたの?」

美優「動物番組はいいんですけれど……この格好は……?」

P「セクシ-路線は無しだと思ったんだけれどねぇ。難しいわ」

美優「……」

P「嫌なら大丈夫よ。なんなら私が着るわ」

美優「い、いえ。プロデューサーさんが着るなんてそんな……」

P「イケる気がするわ! むしろ私が着ます!」

美優「や、やめてください……! 私が着ますから……!」

P「あら、そう……?」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 16:53:56.19 :HZlBAlQi0

美優「着れました……」

P「私も着たわ」

美優「……ッ、ふっ……」

P「意外といける気がするわね」

美優「な、なんで、さい……ン゙ッ……サイズ、が……?」

P「衣装さんが『プロデューサーさんもこういうの意外とあうんじゃないですか?』っていうもんだから」

美優「そ、それはっ……ふ、ふふっ……」

P「……ナシね。わかったわ」

美優「ご、ごめんな、さ……ゲホッ、ふふふっ……」

P「でも美優ちゃんにはぴったりよ! やっぱり可愛いっていいわぁ」

美優「あ、ありがとうございます、ぅっ……ン、フ……」

P「……そんなに変?」

美優「す、すこし……」


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 17:05:02.78 :HZlBAlQi0

P「……美優ちゃん」

美優「どうしたんですか?」

P「私ね、可愛いって何か考えてみたの」

美優「は、はい」

P「見てこれ。フリフリよ」

美優「……フリフリ、ですね」

P「着てみないかしら?」

美優「いえ、私は……」

P「なら私が着るわ」

美優「えぇっ……!?」

P「さぁ、どうするの?」

美優「き、着ます……」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 17:18:35.95 :HZlBAlQi0

P「……」

美優「あの、流石にこれは……」

P「ありね。流石美優ちゃん」

美優「でも……」

P「安心しなさい」

美優「は、はい?」

P「私も着てみたわ」バサァッ!

美優「クフッ……ン、フッ……」プルプル

P「まぁ、フリフリ衣装は冗談だけれど……ライブが決まったわよ」

美優「……え?」

P「美優ちゃん。あなたの衣装はこっちよ」

美優「……あ……綺麗……」

P「ふふっ、よかったわ」バチコーン☆

美優(ウインク……?)


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 17:26:16.01 :HZlBAlQi0

P「綺麗とか、可愛いって難しいわよね」

美優「そうですね、とっても……」

P「だからこそ、正統派のきれいなお姉さんになれる美優ちゃんは逸材なのよ」

美優「そうですか……?」

P「可愛いだったら私も負けないんだけどねぇ」

美優「……ふふっ」

P「なぁによぉ……」

美優「いえ。今度、お食事でもどうですか? ……女子会ということで」

P「あらっ、いいわねそれ!」


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 17:29:26.24 :HZlBAlQi0

P「私もね、若いころはモテたもんよぉ……」

美優(きっと、私はそういう対象にはなりませんけれど……)

P「でもねぇ、無茶するってのはよくないわぁ……問題を先送りにするだけなんだもん」

美優(……私は、そばにいられたらそれで……)

P「ちょっと、美優ちゃん聞いてるぅ?」

美優「あ、はい……聞いていますよ」

P「はぁーあ、美優ちゃんが幸せになれるよう私も頑張らなきゃねぇ……」

美優「……私は幸せですよ?」

P「あら? 好きな人でもいるの!? やっだー、だれだれ!?」

美優「ふふっ、ヒミツです」


おわり


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/16(土) 17:30:50.75 :HZlBAlQi0

属性にあったPだけじゃなくて別属性っぽいPもアリだと思うんです
ちょっと、キュート感薄くなったけどご愛嬌

保守支援ありがとうございました


2ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介です
【2ちゃんねる】美優「プロデューサーさんが……キュート……?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1360990818/