1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:22:23.78 :nKX3Zus00

scene 1  温泉


あずさ「あら~とても広い露天風呂ね~気持ちよさそうだわ~」

貴音「はい、それに泉質は重曹泉……効能も申し分ないですね」

あずさ「ふふ、美肌に効果があるんですって、素晴らしいわ~」

貴音「ここの湯は古来より『美人の湯』と呼ばれているとか……」

あずさ「まあそうなの~?」

貴音「そうなのです、これに入らない手はありませんね」

あずさ「じゃあ早速~」

貴音「早速入りましょう」

千早「そうですね!」


P「カーット!」


2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:23:11.94 :nKX3Zus00

あずさ「………」

貴音「………」

千早「………」

P「ちょ……なんでお前がここにいるんだよ?呼んでないだろ!?」

あずさ「………」

貴音「………」

千早「……?」キョトン

P「いや、千早……お前に言ってるんだからな?」


3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:23:49.37 :nKX3Zus00

千早「なんでって……今から温泉シーンを撮ると聞いたので」

P「うん」

千早「これは私も必要かな!……と思いまして」

P「うんうん」

千早「来ちゃいました」テヘ

P「うんそうかそうか、来るな。必要ないから来るな」

千早「え?ですが視聴者は間違いなく私を求めて……」

P「ねぇよ!」


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:24:38.97 :nKX3Zus00

P「すんません、あずささん。もう一度最初からやってもらえますか」

あずさ「は、はい~」

P「貴音も、もう一回頼めるか」

貴音「ふふ、承知致しました」

P「そして千早………」

千早「……はい」

P「………」

千早「……言われなくてもわかってますプロデューサー」

P「…そうか、わかってくれてるか」

千早「はい!二人の邪魔にならないよう先に湯に浸かってスタンバっておきます!」

P「惜しい!二人の邪魔にならないようここから出て行ってくれ!」


scene 1  END


5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:25:28.75 :nKX3Zus00

scene 2  卓球


響「おお!こんなところにゲームコーナがあるぞ!」

美希「本当なの、へぇ~このスペースは色んなゲームで遊べるんだね」

響「うん!クレーンゲームやアーケードゲーム」

美希「昔懐かしのレトロゲームもあるの……ミキはやり方わからないけど……」

響「おぉ~卓球台まで!……な、なあ美希」

美希「ん?なに?」

響「少し……卓球していかないか?」

美希「え~?」

響「い、いいだろ少しくらい?ちょっと付き合ってよ」

美希「ん~……少し、だけだよ?」

響「うん!」

千早「ふふ、卓球なんて中学以来ね。どんな球も弾いてみせるわ!」シュッシュッ


P「カーーーーット!!」


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:26:22.17 :nKX3Zus00

千早「ふっふっ!」シュッシュッ

響「ふぇ?千早!?」

美希「あふぅ?」

P「千早!お前また呼んでもないのに!」

千早「ふっふっふっ!」シュッシュッシュッ

P「いや、うん、千早?」

千早「ふっふっふっ!」シュッシュッシュッ

P「止めろ!真顔でラケットを素振りするの止めろぉ!」

千早「ふっふっふっふぅっ!」シュッシュッシュッシュバ


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:26:53.09 :nKX3Zus00

千早「ふぅ、いい汗をかいたわ。たまには卓球もいいものね」ハァハァ

P「素振りしかしてないだろが……それよりも千早、お前また勝手に……」

千早「落ち着いてくださいプロデューサー、怒るのは私の実力を見てからでも遅くないですよ?」

P「実力……卓球のか?え、千早強いの?」

千早「はい!中学時代に対戦相手からは、ウォール千早と呼ばれてました!」

P「それ軽く……いじめられてない?」

千早「そういうこと言うのは止めてください……」


8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:27:48.19 :nKX3Zus00

千早「いい感じでトラウマを刺激されたところで、勝負よ我那覇さん!」グス

響「涙目の相手と戦いたくないなあ」

美希「千早さん無理しない方がいいと思うの」

千早「同情は不要よ!えいっ!」ペン

響「あ、絶好球……さぁー!!」ベシン!!

千早「はぶっ!?」スカ

響「ふりゅらっじゃーー!!先制だぞ!」

千早「くっ、やるわね我那覇さん。紙一重の攻防だったわ」

P「明後日の方向にラケット振っといてなにが紙一重だよ」

美希「それよりもアイドルらしからぬ響の叫び声に突っ込んだほうがいいの」


scene 2  END


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:28:37.44 :nKX3Zus00

scene 3  料理


やよい「ふわああああああ!おいしいですぅ!魚、魚を使う……このおサシミおいしいです!!」

伊織「とても肉厚で身に張りがあるわね。盛り方も綺麗で目でも楽しませてくれるわ」

やよい「て、テンプラも!衣が!衣が薄いです!身が大きいです!」

伊織「天麩羅の衣がしっかり揚げられてとても良い食感だし、具材とのバランスが絶妙ね」

やよい「え~っと……これ、なんていう料理ですか?ゼリーの中に色々入ってます!」

伊織「この煮こごりも食べやすくて清涼感があるわね」

やよい「なにより……ご飯、ご飯がおいしいです!これだけで何杯でもおかわりできそうです!」

伊織「お米もさることながら炊き方も申し分ないわね。あ、おかわりもらえるかしら?」


P「はいカーット」


P「二人ともお疲れ、いい画が撮れたぞ」

やよい「本当ですか?うっうー良かったです!」

伊織「ふっ、私たちがやっているのよ?いい画がとれて当然よ」


10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:29:15.59 :nKX3Zus00

P「ははは、そうだな。それじゃあ二人は少し休んでてくれ」

やよい「あ、あのプロデューサー……」

P「ん?どうしたやよい?」

やよい「え~っと……あの、食べかけの料理ですけど……」

P「…ああ、もし良かったら食べてくれるか?折角作ってもらったのに残すのも、もったいないからな」

やよい「は、はい食べます!」

P「なんならご飯のおかわりもいいぞ」

やよい「え?いいんですか!?」

P「遠慮するな今までの分も食え」

伊織「おい、止めろ」

やよい「わーい……あれ?ここにあった……おひつは?」


千早「うめ うめ うめ」モグモグ


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:29:46.12 :nKX3Zus00

P「………」

やよい「………」

伊織「………」

千早「ふう、ごちそうさまでした」

P「ごちそうさまでした、じゃねえよ!お前……これ、おひつの中空っぽじゃねぇか!?」

千早「はい、ご飯とても美味しかったです」

やよい「うっうー!?」ガーン

伊織「美味しいって…ご飯だけでよく全部食べれたわね……」

千早「ふふ、高槻さんの幸せそうな顔を見ていたら何杯でも食べれるわ」

やよい「………」ズーン

P「誰かさんのせいで やよいが不幸のどん底みたいな顔になってるんだが?」

千早「ああ!ごめんなさい高槻さん!………でも、落ち込んでる顔もこれはこれで……」ジュルリ

伊織「少しは自重しろ!」


このあとスタッフがやよい用の御飯を用意しました


scene 3  END


12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:31:04.24 :nKX3Zus00

scene 4  夜景


美希「真君と一緒に夜景を見る役はミキがやるの!」

雪歩「美希ちゃんはさっき響ちゃんと一緒に卓球したよね?だったらこのシーンは私に譲ってもらうよ!」

美希「そんなの知らないの!よくわからないうちに撮影が終わったからノーカンなの!」

雪歩「よくわからないって……と、とにかくここは私が!」

美希「ミキが!」


<ギャアギャア


P「大人気だな、真」

真「あ、あははは……はぁ~」

P「お疲れさん。……ところで……千早」

千早「はい?」

P「……今回は乱入しないのか?」

千早「はい、私はライオンの檻に入る趣味はないので」


13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:32:13.50 :nKX3Zus00

P「あの二人はライオンか……」

千早「動物の発情期って気が立ってますから…大変ね、真」

真「え?ど、どういうこと!?」

P「とはいえ、このままじゃ埒が明かないな……とりあえず止めてくるか」

千早「襲われないように気をつけてくださいね」

P「怖いこと言うな!」


雪歩「ううううう!!」

美希「がるるるる!!」

P「おい、二人共もういい加減にしろ!」

雪歩「プ、プロデューサー……」

P「喧嘩するならこの撮影は他のメンバーでやることになるぞ?」

美希「うっ……それは、イヤなの……」


14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:32:54.95 :nKX3Zus00

P「ここには仕事で来ているんだ、もう少し真面目にやってくれ」

雪歩「……はい」

美希「……はぁ~い」

P「よし、じゃあここのシーンの撮影は公平にジャンケンで決めるか」

雪歩「……わかりました!負けないよ美希ちゃん!」

美希「それはこっちのセリフなの!」

P「それじゃあ」

雪歩「ジャン」

美希「ケン」

真「ポン!」


15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:33:32.81 :nKX3Zus00

美希「………」

雪歩「………」

P「二人とも~、もっと笑顔を作って~」


千早「それでジャンケンの結果、萩原さんと美希がやることになったと?」

真「ジャンケンで決まったからね……しょうがない……よね?」

千早「真、あっちにマッサージチェアがあるわ。座りに行きましょう」

真「う、うん……あの二人大丈夫かな?」


美希「あ、雪歩見てみて!流れ星なの!!」

雪歩「え?どこどこ!?」

美希「あっち……あー!また流れたの!」

雪歩「わっわっ!見た見えたよ美希ちゃん!スゴいスゴね!」


千早「意外と大丈夫そうね」

真「そうだね……」


scene 4  END


16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:34:41.77 :nKX3Zus00

P「ふぅ~いい画が撮れたなあ」

千早「………」ジーーーー

P「あ~……千早」

千早「……なんですか……」ジーーーー

P「そう睨まなくてもいいだろ……」

千早「私を除け者にするプロデューサーなんて睨まれて当然だと思います」ジーーーー

P「別に除け者にしたわけじゃないんだが……」

千早「温泉も遊びも食事も夜景も終わったんですよ?他になにが残っているんですか!?」

P「そりゃ最後にアレが残っているだろ」


17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:35:19.03 :nKX3Zus00

scene 5   カラオケ


千早「カラオケ!?カラオケってカラオケでカラオケのことですよね!?」

P「千早落ち着け」

千早「歌いますよ!私歌いますよ!!私でいいんですよね!?歌っていいんですよね!?」

P「ああ、存分に歌っていいから落ち着け」

千早「春香、アレをまず入れて!それからアレとアレ……あとアレも!」

春香「はいはい、入れるから落ち着こうね千早ちゃん」ピッピッピッ

P「アレでわかるのか?」

春香「まあ慣れてるんで……」


18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:36:29.10 :nKX3Zus00

千早「~~♪~~~♪」

春香「わ~、このカラオケルーム 音がよく響いていて気持ちよく歌えますね~」

千早「~~~♪~~~♪」

春香「部屋の中も綺麗だし、とても清潔感があります!」

千早「~~~♪~~~♪~~♪」

春香「温泉は気持ちいいしいっぱい遊べるし食事は美味しくて夜景は綺麗、ここはいいところですよ~」

千早「~~~♪~~~♪~~♪」

春香「皆さんも是非○○旅館に泊まりに来てくださ~い!ではでは~」ヒラヒラ


19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:37:21.00 :nKX3Zus00

P「カーット、二人ともお疲れ!あとはゆっくり休んでくれ」

春香「ありがとうございましたー」

千早「~♪~~~♪~~~~♪」

春香「千早ちゃんもお疲れさま~」

千早「~~♪~~♪~~~♪」

春香「………」

千早「~~~♪~~~♪~~♪」

春香「……というか」

千早「~~~♪~~♪~~♪~~♪」

春香「私にもそろそろ歌わせてよ!!」


scene 5  END


20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:38:14.69 :nKX3Zus00

scene FINAL  寝起きドッキリ


真美「ふひ」

亜美「ふひひひひ」

真美「おはようございま~す」

亜美「ますます~」

真美「ふふふ、仕事が終わりみんなが寝静まったこの瞬間を待ってたぜ!」

亜美「ぷぷ、まさかこのタイミングで寝起きドッキリをするとは夢にも思わないだろうね!」

真美「よ~し、行くよ亜美……へっへっへ~」

亜美「お→け→真美……ひっひっひ~」


千早「はぁはぁはぁ~……高槻さんの、は、歯ブラシ……持って帰って家宝にしなきゃ……」


21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:39:11.31 :nKX3Zus00

真美「………」

亜美「………」

千早「こっちの紙コップ……我那覇さんの匂いね………まあいいわ、持って帰りましょう」

真美「こんな朝早くからなにやってんの千早おねえちゃん」

千早「あら、おはよう真美と亜美……なにって見てわからないのかしら?」

亜美「わかるけどわかりたくないんだよ」

千早「リサイクルよリサイクル、どうせゴミとして破棄するのなら私が回収して再利用しようかと思ってね」

真美「ああそうなんだ、その手に持ってる使い捨て歯ブラシや紙コップは回収物なんだね」

千早「ふふ、エコってやつよ。地球と私に優しいでしょ?」

亜美「エコは亜美も好きだけど、こんなに怖気のするエコは初めてだよ」


22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:40:09.53 :nKX3Zus00

千早「ところで二人はこんな朝早くにどうかしたの?」

真美「真美たちはみんなに寝起きドッキリを仕掛けようと思ったんだけどさ……」

亜美「先にこっちがドッキリさせられたなあ」

千早「あら、いいわね寝起きドッキリ、嫌いじゃないわ。存分にやってきなさい」

真美「いや、なんかもうテンションが下がったっていうか素になったっていうかね……」

亜美「とりあえず亜美たちが今しなきゃならないことは一つだよ」

千早「しなきゃならないこと?それは……」

真美「ゴミは、ゴミ箱に!」ポイッ

亜美「これぞエコ!えい!!」ポイポイ

千早「ああ!私の宝物たちを捨てないでぇ!!」


翌日765プロが宿泊した部屋は隅々まで清掃されており、旅館のスタッフからとても感心されたそうな。


おわり


23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/01(水) 19:41:18.28 :nKX3Zus00

終わりです
ありがとうございました


SS速報VIPに投稿されたスレッドの紹介です
【SS速報VIP】P「今日の仕事は温泉旅館のPR動画撮影だ」千早「はい!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1533118943/