【SS速報VIP】荒木比奈「超能力バトルゲーム!2ッス」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1381673546/

■関連SS
モバP「超能力バトルゲーム?」
荒木比奈「超能力バトルゲーム!2ッス」


1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/13(日) 23:12:26.52 :yTngWqf50

※モバマスSSです。 

モバマスと、その他複数の作品の情報が出てきます、ご注意下さい。 

知らない作品でも、もしかしたら楽しめるかも? 

詳しいルール、前作はこちら↓ 

モバP「超能力バトルゲーム?」 


2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/13(日) 23:13:07.48 :yTngWqf50

(事務所) 


荒木比奈「…ふぁ~、暇ッスねー」ダラー 

P「ん~、今日はもう仕事終わったしなー」 

比奈「そこそこの休みにそこそこの仕事、これぞ至福ッスわー」シミジミ 

P「齢20が何を言うか…、まぁ間違っちゃいないけどなー」 

P「あ、あれやるか。あのゲーム」 

比奈「おぉ、いいでスね」ダラー 

P「こんなダラダラしてるよりいいだろ、あれ楽しいし。よしっ」ガシッ 

比奈「うぁ~」ズルズル


3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/13(日) 23:16:24.34 :yTngWqf50

ギィ…バタンッ 

鷺沢文香「あ…引きずられてる荒木さん、お疲れ様です…」ペコリ 

比奈「あ~、お疲れ様ッス~」ズルズル 

文香「これ…この間貸してもらった漫画です…。中々面白かったです、ありがとうございます…」ハイ 

比奈「あ、どうもッス」ズルズル 

P「おい比奈。文香に変な漫画貸したんじゃないだろうな」 

比奈「いやいや、流石にそんな漫画を人に貸すわけ無いじゃないッスかー」ハッハッハッズルズル 

文香「別に変ではありませんでしたが…あの漫画のオマケページは…その…、胸を…揉むのが普通なんですか…?」 

P「セイッ!」チョップ! 

比奈「あだっ!」ズビシッ 

P「オイィ!文香になんてもん渡してんだぁ!」 

比奈「誤解ッス!いやホントに!コレっすよ!コレ!」ハイ


4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/13(日) 23:21:12.77 :yTngWqf50

P「…あー、これ?んー、ギリギリセーフかな…?うわー微妙なライン」ウーン 

P「ってか比奈、もう自分で歩いてくれない?正直引きずるのはちょっとおm」 

比奈「どぉりゃっ!」ガスッ 

P「ってぇ!蹴るな!」スネ ガ ヤラレタ… 

比奈「流石にその一言には足がでまス」スッ、スタスタ 

P(あ、でも歩くんだ) 

比奈「さぁ、やりまスか。文香ちゃんも一緒に!」 

文香「あ…、これがこの間遊んでたゲームですね…。実はちょっと興味がありました…。」 

P「へー、文香がゲームに興味を持つって意外だなー」 

文香「本を読んでいると…、色んな想像が膨らむものですから…。」 

比奈「でスよねー」ウン 

P(この二人のイメージは微妙に違うんだろうなー)


5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/13(日) 23:26:07.37 :yTngWqf50

P「なるほど、そういうことなら一緒にやるか」ヨシッ 

P「…で?もうセット済みか?真尋」 


北川真尋「待ってたよー!15分くらい待ったよっ!」メット装着済 

比奈「準備万端の真尋さんじゃないでスか」 

真尋「えー?なんで私のこと"真尋さん"って呼ぶの?呼び捨てでいいのに!マヒローでも可!」 

比奈「あぁいや…そう呼ぶキャラクターが最近いたので…感化されたッス…」ニャル子サン… 

真尋「?そう?まぁいいや!やろう!早く!」 

P「いい元気だ、この人数なら今回も俺は実況に回ろう」 

比奈「あ、じゃあ私も実況に行きたいでス」ハイ 

P「ってことは文香と真尋の1対1になるな、それでもいいか?」 

文香「お手柔らかに…。」カポッ 

真尋「楽しもう!」 

比奈「大丈夫みたいでスね、それじゃあやりましょうか」カポッ 

P(文香って戦えるのか…?)カポッ 

システム起動、ゲームヲ開始シマス…


6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/13(日) 23:30:45.82 :yTngWqf50

仮想空間内(京都ステージ) 

文香「実際に…触っているかのような感触ですね…、素晴らしいです…。」 

真尋「いやこれ絶対触ってるって!すっご!」 


(五重塔実況席) 

P「うおー、次は京都かー!」 

比奈「ここは五重塔でスかね?いい眺めでス!」 

P「結構広いなー、これ全部がステージか!」 

比奈「格ゲーとは違った自由な戦闘が楽しめそうでスね」


7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/13(日) 23:35:40.80 :yTngWqf50

P『さぁ!それでは始めましょう!実況はわたくしPと、』 

比奈『荒木比奈でお送りしまス』 


P『ではお二方、能力を決定して下さい、ガチャで』 

比奈『あ、ところでプロデューサー』 

P『うん?』 

比奈『この能力決定って完全にランダムなんでスかね?』 

P『いや、完全にランダムでは無いらしいぞ。"自分が知っている能力"が大前提だそうだ』 

P『自分の頭の中にある程度やりたいことの優先順位があって、その中から1つをガチャで選ぶらしい。昨日晶葉に聞いた。』 

P『前回の紗南の能力は、"この世界で格ゲーがしたい"って願望から来たそうだ』 

比奈『なるほど、いいこと聞いたッス』フムフム 


文香「…。」ガチャガチャ 

真尋「おりゃー!」ガチャガチャ


8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/13(日) 23:38:09.68 :yTngWqf50

P『さて、能力が出ました。どんな能力が出たか気になるところですが、今回はあえて能力を見せません』 

比奈『え~、…まぁどうせ戦えば分かるんでスけどね。それに知らないほうが楽しめるかもしれませんし』 

P『あ、でも途中で能力解説はするのでご安心を』 

P『それでは、戦闘開始!』 


イザ尋常ニ、勝負! 


真尋「おぉっ!この能力かー!よーし!文香さんとバトっちゃうぞー!」腕グルングルン 

文香「…よし、これなら…」 


真尋「ふっふっふっ、くらえ文香さん!」グッ 

文香「…ブツブツ」


9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/13(日) 23:41:27.38 :yTngWqf50

真尋「方囲!定礎!」ヴゥン 

真尋「結!」スゥッ 


比奈『こっ…これは!』 

P『文香の周りを四角い結界が取り囲んだ!』 


真尋「滅!」 

バシィッ 

比奈『結界が弾けたッス!!』 

P『中にいる文香が消滅しちゃったんだけど…』 


真尋「…え?あれ?もう終わり…?」エェ?


10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/13(日) 23:45:26.78 :yTngWqf50

比奈(スピーカーモード)『ところがどっこい、そうはいかないんでスよね~』 

P(スピーカーモード)『ダメージ判定もKO判定も出てないということは、文香本体はノーダメージってことだ』 


真尋「…おぉー!」 


比奈(スピーカーモード)『どうやって防いだかは知らないでスけど、今文香さんはこのステージのどこかに移動していまス』 

P(スピーカーモード)『広いステージを使った戦闘ゲームだ!文香は手強いぞ!!』 


真尋「なるほど!よーし!望むところだー!」ダダダダッ 


比奈『こう広いと、力技より戦略が活きてきまスね』 

P『多分、文香は能力が決定した時からこの展開にしたかったんだろう、どんな戦法で戦うかは分からんが』


11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/13(日) 23:48:48.02 :yTngWqf50

真尋「うおー!文香さんはどこだー!」ダダダッ 

真尋「右かッ!次は左!とりあえず右!」ダッ 

真尋「まひろだーっしゅ!」ダダダダッ 


比奈『すっごい元気に走り回ってまスね…』 

P『いいことだ、いいことだ』ハッハッハッ 


15分後… 


真尋「んー、見つからないし…迷った!」アハハ 


P『京都だからな』 

比奈『京都は迷いやすいらしいッスね~』 


真尋「…はっ!」ピコーン 

真尋「そうだ忘れてたよ!今の私は結界師!相手を探すならっ!」 

真尋「方囲!定礎!」ヴゥン 


比奈『お、自分の足元に結界を張る気でスね』


12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/13(日) 23:51:39.64 :yTngWqf50

真尋「結っ!」バィーン! 


P『ほー、結界を柔らかくしてトランポリンみたいにするのか。』 

比奈『あれ?プロデューサーってあの作品見たこと無いんでスか?』 

P『昔アニメをちょっと見た、その程度の知識だ』 


真尋「結!結!」スゥッ、スゥッ 


P『今度は結界を足場にして階段みたいに、へー面白いなー』 

比奈『結構高くまで登ったッスね』 


真尋「おおーいい眺め!さってさて、文香さんはどこかなー?」キョロキョロ 

ビュゥゥゥゥゥゥ 

真尋「見つからないなー…おっと、風が強いや」ブルッ 

ビュゥゥゥ…スパッ…スパッ… 

真尋「…ん?」 

スパパッザクッザクッ 

真尋「ええええええ!」シュパパパパッ 

ヒット!ダメージ!ヒット!ダメージ! 


P『おおっとぉ!どういうことだ!?周りに何も無いのに真尋がダメージを受けている!!』 

比奈『これは…!風でスね!鋭い風が真尋さんを切り裂いてるッス!』


13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/13(日) 23:56:10.28 :yTngWqf50

真尋「うわっ!緊急回避っ!」ヒュゥゥゥ… 


P『真尋、たまらず飛び降りた!』 

比奈『文香ちゃんは風使い的な能力なんでスかね?』 


真尋「うっわーどうしよう…ん?」ヒュゥゥゥ 

文香「…。」 

真尋「あ!いた!文香さんみっけー!」ヒュゥゥ 

真尋「っと…着地着地」 

真尋「結!」スゥッ ボヨヨォーン 


真尋「…よしっ!勝負だっ!」グッ 

真尋(あーでも普通に囲んでもさっきみたいに抜けられるのかな?よっし!頭使うぞー!」 


P『途中から声出てるって』


14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/13(日) 23:59:02.30 :yTngWqf50

文香「…。」 

真尋「これでどうだー!結界の槍!」 

真尋「結!」ビシュッ! 


比奈『結界を限界まで細くして相手に伸ばす、結界の槍でスね』 

P『結界の使い方ってバリエーションがあるんだなぁ…』 


真尋「いっけー!」 


比奈『さぁ、文香ちゃんはどう出るッスかね?風で結界をスパッっといっちゃいまス?』 


文香「…"壁"」ボソッ 

ドカッ! 

真尋「…おっ?あれ?壁ぇ!?」アリャ? 


P『…壁が"出現"した!』 

比奈『この能力は…あっ!』 

P『知っているのか先生!?』 

比奈『先生じゃないッス。いやー、文香ちゃんに貸した漫画に出てきた能力でスね多分』 

P『あーあれか、ってことは…どの能力だ?』 

比奈『これッス、これ』ベー 

P『舌?…あーあれか』ナルホド


15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:02:58.06 :ExxXeG4Q0

真尋『んー?よく分からないけど、見つけたからにはどんどん攻撃だ!」 

真尋「結っ!!」ズアァッ! 


P『でかっ!結界でかっ!』デケー! 

比奈『中に50人くらい入りそうでスね』 


文香「…ショートカット、"かまいたち"」 

スパッ!スパパッ! 

スゥッ… 

真尋「ああっ!結界が斬られた!!」エェー! 

文香「…"鉄塊"」スッ 


比奈『真尋さんの頭上に鉄塊が出現したッス!』 

P『でかっ!鉄塊でかっ!』 


文香「…これで終わり…、ですか…?」 

真尋「うおおお!結!!重っ!!」ガシィッ!! 


P『鉄塊を結界で囲んで受け止めた!』


16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:06:16.98 :ExxXeG4Q0

真尋「……解っ!」スゥ 


比奈『えっ?結界を解いちゃったッス?落ちてくるッスよ!』 


真尋「落ちてくる鉄塊を横から…結っ!」ビシュ!ボヨヨン! 


P『おお!まるでビリヤードみたいに鉄塊を弾いた!』 

比奈『そして弾いた先にはッ!!』 


ヒューッ 

文香「…くっ!」 

ガスッ!ドスン! 

文香「…やられました…。」ヒット!ダメージ! 


比奈『肩に当たったッス!』 

P『ああ、だが恐らくかなりのダメージだ!』 

比奈『文香ちゃんは体力も防御も低そうでスし、早くも後1発ってところッスかね?』


17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:08:53.80 :ExxXeG4Q0

文香「…。」 

真尋「よしっ!」ガッツ! 






文香「………ふふっ。」 






P『』ゾクッ 

比奈『ん?プロデューサー、どうしたッス?』 

P『ああ、いや…(すっげー嫌な予感)』 


真尋「?」ポーズ決メテル 




文香「ふふっ…ふふふふっあははははっ」 

真尋「…!!!!!!!」ゾクゾクッ! 


18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:11:04.20 :ExxXeG4Q0

比奈『プ…プロデューサー!!文香ちゃんが怖いッス!』ガタガタガタガタ 

P『落ち着け比奈!誤解だから!あれは普通に笑ってるだけだ!いつも静かで真顔だから、笑うと怖く見えるだけだって!』 


文香「ふふふっ…とても…面白いです…!」 

文香「本を読んで、膨らんだ想像が…体験できるなんて…。」 

文香「それだけで…、満足です…。ゲームって…、いいものですね…。」 



文香「でも…、負けたくは…ありませんから…。勝ちます…。」 

真尋「…私だって負けないよ!」 



P『さて、いい空気になったところで能力解説と行きましょう』 

比奈『空気ぶち壊しッスね!』 

P『いやー、多分これ終盤的な流れじゃん?今やっとかないとバトル終わると思うんだ』 

比奈『ソッスカ…』 

比奈『…えー、それでは、お互いの能力を解説しまス』


19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:14:00.85 :ExxXeG4Q0

北川真尋:コミック『結界師』より、"結界術"を使える(絶界・真界は使用不可) 

鷺沢文香:コミック『夜桜四重奏(ヨザクラカルテット)』より、"言霊使い"の能力を得る(辞書登録数は0からスタート) 


比奈『真尋さんの能力は、"結界師"というコミックに登場する主人公の能力でス。 
   好きな場所に"結界"と呼ばれる包囲陣を展開して、足場にしたり、相手を結界の中に閉じ込めたりできまス。 
   主な攻撃方法は、結界の内側を消滅させる"滅"、結界を細く長く展開して相手を貫く"結界の槍"などがありまス。 
   他にも色々な使い方があって、かなりバリエーションに富んでる能力ッスね。』


20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:16:44.17 :ExxXeG4Q0

比奈『次に文香ちゃんの能力は、"夜桜四重奏"というコミックに登場する半妖の能力でス。 
   まぁ大雑把に言っちゃうと、"言葉を形にする能力"ってところッスかね。 
   "壁"と言えば壁が出てきまスし、"鉄塊"と言えば鉄塊が出現しまス、声の届く範囲なら好きな所に出現させられまス。』 
    
比奈『あと、このコミックの言霊使いには"辞書登録(インストール)"という機能もありまス。 
   構造が単純では無いもの、例えば"絆創膏"を出すには「精選ゴム 樹脂類 酸化亜鉛 及び その他の物質を~(以下略 
   みたいに、とーーっても長い説明が必要でスが、一度言霊で出したものを辞書登録(インストール)することによって、 
   次以降同じものを出すときに省略できまス、それが"ショートカット"ッス。』 


P『つまり、文香は"かまいたち"という現象を1度だけ"詳しく説明→出現"させて、2回目以降は"ショートカット"で済ませてるって訳か』 

比奈『そういうことッス、この能力は時間を掛ければ掛けるほど強くなる能力と言えまスね、その分辞書登録できまスし』 

P『ということは、最初に真尋が文香を見失ったあの時間は、かなりのアドバンテージってことだな』 

比奈『他にどんなものを辞書登録したのか気になるところッス』


21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:21:11.44 :ExxXeG4Q0

真尋「ふっふーん、そろそろラスト的な雰囲気だね!」 

文香「そうですね…、終わりにしましょう…。」 


文香「ショートカット、"煙幕"」モクモクッ! 

モワモワモワ… 

真尋「っ!煙が!文香さんが見えない!?」 




文香「ショートカット、"グングニル"」バチィ! 

真尋「……へっ?」 


文香「ショートカット、"フラガラック"」バチィ! 

文香「ショートカット…、"勝利の剣"。…ブツブツ」バチィ!バチィッ! 

…サァァァァァァ… 


P『煙が晴れてきました…』 

比奈『うわっ、またスゴイ物出したッスね…』 


真尋「えっ、ちょ…」 

文香「私だって…神話は結構読むんです…。北欧神話だって、ケルト神話だって…、例外ではありません…。」


22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:24:04.38 :ExxXeG4Q0

P『…なんか文香がすっげえ物騒な物持ってるんだけど、何?神話の武器?』 

比奈『えー、私がどうじ…後学のために得た神話知識から、文香ちゃんが出した3つの武器の説明をしまス』 

P『あっはい、よろしくお願いします』 


グングニル:投げれば必ず当たる槍 

フラガラック:持てば勝手に戦ってくれる剣 

勝利の剣:もう持たなくても勝手に戦ってくれる剣 


P『なんだそれチートじゃん!!!』 

比奈『神話ってそんなもんでス』 

P『右手にグングニル、左手にフラガラック、地面に刺さる勝利の剣』 

P(なんだろう…結構似合う…) 

比奈(あれ…文香ちゃんの出した武器は3つだったッスか…ふぅむ…)


23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:25:54.13 :ExxXeG4Q0

真尋「そ…!その武器知ってる!グングニル!ゲームに出てた!そんなの出せるの!すっごー!」スゲー! 

文香「…言葉として有る物は…、何だって出してみせます…、これが本を読んできた…私の武器です…。」 

文香「さあ…、終わらせましょう…。…楽しかったけど…、決着です…。」 



真尋「…よし!スゥー…ハァ~…。行くよ!!」 

真尋「結っ!!!」スゥッ 

文香「…甘い。」スパッ! 


真尋「凄い切れ味!流石だね!結っ!」ズアァ! 

文香「させません…。」 

真尋「!!剣が勝手に飛んできた!!!あぶなっ!」サッ


24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:27:41.08 :ExxXeG4Q0

文香「よいしょっと…。」ブンッ ヒョロヒョロ… 

真尋「槍投げっ…いや!そんな軌道じゃ当たらないよっ!届いてないしっ!」 

ヒョロヒョロ…ビシュッ! 

真尋「うおぅ!!」ヒット!ダメージ! 

文香「当たったのは腕ですか…。そういえば、作る時に…どこに当たるのかまでは考えてなかったですね…。」 

真尋「くっ!"結界の槍"!!結っ!」ビシュッ!! 

文香「…」サッ! 

真尋「避けられたっ!反応早っ!」 

文香「これがフラガラックの力です…。この剣が私を動かしてくれます…。そして…、」


25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:29:22.11 :ExxXeG4Q0

ヴゥン…、ビシュッ! 

真尋「うわぁ!また剣!」ヒット!ダメージ! 

文香「"決して近づかず安全に"…、"勝利の剣"に止めを刺してもらいます…。」 


真尋「あっズルい!結っ!!」スゥッ 

文香「…自分を結界で囲んでも…、無駄ですよ…?」 


真尋「うおおおお!結!結!結!結ぅ!!」ズアァァァァ! 

真尋「結界ガード5重層!!これでどうだぁ!!」 


文香「…ダメですね…。5つ程度なら…、3秒あれば全部斬れます…。」 

文香「…1。」スパッ! 

文香「…2。」スパパッ! 

真尋「結ぅ!」 

文香(…!?…どこに…展開を…?) 

真尋「滅っ!」 

文香「…3。」スパパッ! 

文香「…よし…、結界が解けました…。これで…。」 

ザンッ! 

真尋「回避ぃ!」ヒット!ダメージ! 

文香(また腕…。それにしても…すごくタフですね…。) 

文香「最後……何をしたのかは知りませんが…、そろそろ…終わり……ですよね…?」


26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:31:51.02 :ExxXeG4Q0

真尋「…えっ!?」 

文香「…?」 


真尋「…何をしたのか、分からない?」ニヤッ 

文香「…はい…、…時間稼ぎですか…?」 

ゴゴ… 

真尋「ここは京都!京都といえば!なんかお寺とか!塔とか!いっぱい!」 

文香「…?そうですね…?」 


真尋「文香さんを倒す前に、先に倒しとかないといけないものがあったなーって」 

文香「…?何を…、言っているのですか…?」 


ゴゴゴゴ 


真尋「文香さんの後ろの五重塔を…"倒す"!!」 


ゴゴゴゴゴゴゴゴ


27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:33:42.67 :ExxXeG4Q0

文香「……まさか!!!」クルッ 



文香「塔が…、倒れてくる…!」 

文香「そう…でしたか…。さっきの結界は…このために…。」 


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 


真尋「時間稼ぎは成功!逃げる暇なんて無いよっ!」 


文香「しかしこれでは…、良くて相討…」 


ゴゴゴゴゴ…ズズンガシャァ…ガラガラガラ…


28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:35:18.02 :ExxXeG4Q0

P『…えっと、凄いことになってるんだけど…』 

比奈『2人とも埋まっちゃったッス…』 

P『ジャッジが出てないけど…相討ちか…?』 

比奈『…ちょっと待って下さいッス!』 



…ガラガラ…パラパラ… 

…ドゴォッ!! 

真尋「…へへへっ!"結界術"っていうのは"守るための能力"なんだよっ!」ドンッ! 



P『うおおおおおっ!結界で自分の身を守っていたぁ!!』 

比奈『…と、いうことは?』 



真尋「ぃよっしゃああああああ!!」 

P『決まったーー!』


29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:37:03.52 :ExxXeG4Q0

ザクッ… 






真尋「…へっ!?」ヒット!ダメージ! 


P『えっ!?』 


比奈『…まじッスか』 




勝負アリッ! 

勝者『鷺沢文香』!! 





真尋「…ええええええええええええええええっ!!!」


30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:39:58.07 :ExxXeG4Q0

P『こっこれは!どういうことだ!』 

比奈『文香ちゃんの言霊で作り上げた"勝利の剣"が、まだ機能してたッス…』 







文香「面白い戦法、いいえ…力技…でした…。」 

文香「"あの場"にいたら…、確実に負けていましたね…。」 


真尋「文香さん…あれ…?」 


文香「言いましたよね…?"決して近づかず安全に"…。何が起きても決して負けないように…。」 

文香「残念ながら…、あなたが戦っていたのは…私ではありません…。」 



真尋「…え?」


31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:41:42.98 :ExxXeG4Q0

P『生き埋めになったはずの文香が!?どういうことだ!?』 

比奈『どうもこうも…埋まってなかったってことになるッス…』 


真尋「文香ちゃん!?え!?倒れてくる塔を避けたの!?」 


文香「いえ…。私はちゃんと…、あの塔の下敷きになりました…。」 


真尋「いや、じゃあ…文香さんは…何で無事??え?え!?」ドユコト? 



文香「分身…みたいなものです…。自分自身を…、"鷺沢文香"を"作りました"…。勿論、私に限りなく似せた人形ですが…。」 

文香「自分自身と同じ形を作るのは…、結構簡単なんです…。毎日見てますから…。」 

文香「大切なのは…、"どう言葉にするか"…。さほど難しいことではありません…。」


32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:44:34.06 :ExxXeG4Q0

真尋「さっきのが人形!?でもさっきまでバリバリ動いて…うぅ…頭が混乱した…」ウァァ 

P『お人形…アイドル…うっ、頭が…』ウァァ 



比奈(以下スピーカーモード)『…えー、真尋さんとプロデューサーが混乱してしまったので、私が一部始終を解説するッス』 

比奈『文香ちゃんが人形にすり替わったのは、恐らく神話の武器を出したときッス』 

比奈『煙幕の中、3つの武器と一緒に人形を出現させて、自分は見えない所に退避ってとこッスかね』 

比奈『武器を出すだけなら煙幕なんて要らないと思ってたんでスが…、こう考えれば納得できるッス』 

比奈『そして、人形が何故動いたかでスが…これは"フラガラックの力"ってことでいいッスか?』 


文香「はい…。"人形が持っても勝手に戦ってくれる"ように作りました…。」 


比奈『…なんでもありって怖いッス』ヒエェ 

比奈『あと、声に関しては、真尋さんと文香ちゃんとの距離は結構離れてましたし、微妙に違う場所から声がしても普通は気付かないと思うッス』


33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:47:16.24 :ExxXeG4Q0

真尋「…つまり、私はずっと人形と戦ってたってこと?」 


比奈『…残念ながら、文香ちゃんに弄ばれてたッス…』 


真尋「…ショック!」ガーン! 

文香「ふふっ、でも…楽しかったですよ…。」 


P『なんとまぁ予想外の幕切れ。正直、真尋のあれは決め手だと思ってた…』 

比奈『二重三重に作戦を張り巡らせて勝つ、流石は文香ちゃんでスね』 


比奈『真尋さんも勢いはあったんでスけどねー、…"念糸"とか"探査用結界"とかあったんでスけどね…』 

P『なんじゃそら』 


真尋「なんだっけそれ?」エ? 


比奈『…詳しくは本編を御覧くださいッス』ハイ


34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:49:00.05 :ExxXeG4Q0

文香「さぁ、私の勝ちですし…、そろそろ戻りましょうか…。」髪サラッ 

真尋「うぅ…。文香さんかっこいい…。勝ちたかったぁー!」 


P『文香に自信がついてる…ってかなんかカリスマ出てる…』 

比奈『このゲームって案外、人格矯正とかに向いてるんでスかね?』 

P『そこっ、矯正とか言わない!文香はあの性格も魅力的なんだ!!』 

比奈『正直スマンかったッス。』ペコッ 


P『あっ、でも乃々とかにちょうどいいかも…』 

比奈『ぅおーい!』バシッ! 

P『いてっ!ロ…ログアウトォ!!』ログアウト 

比奈『あっ、逃げられたッス!待つッス!』ログアウト 


文香「今日はここまで…、ですね…。」ログアウト 

真尋「次はあの能力がいいなー」ログアウト


35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:51:35.47 :ExxXeG4Q0

(事務所) 


真尋「あー、やられた~!漫画を最後まで読んでないのが敗因なのかな?」 

文香「ふぅ…、とても…楽しかったです…。」 

P「おつかれー、二人とも格好良かったぞ」 

文香「あ…、お疲れ様です…。」 


市原仁奈「文香おねーさん!おつかれさまでごぜーます!」モフモフ 

文香「お疲れ様…。」モフモフ 

仁奈「ふっふっふっ、仁奈のモフモフは気持ちいいでごぜーますか?」モフモフ 

文香「気持ちいい…。」ホゥ… 


仁奈「文香おねーさんの戦い、とくと見させてもらったですよ!」モフモフ 

仁奈「とってもカッコ良かったでごぜーます!負けそうになったあのとき!あの高笑いでごぜーます!」モッフモッフ 

仁奈「あれこそくーる!ろっく!あくのおんなかんぶ!って、さっき李衣菜おねーさんが言ってやがりました…」モフーン 

文香(悪の女幹部…?)モフモフ


36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/14(月) 00:54:55.06 :ExxXeG4Q0

仁奈「仁奈もやってみてーのでごぜーますが…プロデューサーが許してくれねーのでごぜーます…」 

P「いやいや、流石にやらせちゃいけないだろ…年齢的に…」 


P「まぁそれは置いといて…。さぁ乃々、一緒にあのゲームをやろう!!」 

森久保乃々「む…むーりぃー…」 

P「お前があのゲームをプレイして、ちょっとでもアグレッシブになってくれれば!」 

真尋「私が相手するよー!!」 



乃々「い…いぢめです…おそろしや…おそろしや…」 



比奈(あ…そういえば、文香ちゃんは最初の攻撃をどうやって躱したんでスかね?) 



文香「…ふふっ。」 

---終わり---