P「ちょっと遠くスタジオまでいくからな。もう準備はできてるか?」 

智絵里「はい。ここから一時間くらいですよね?」 

P「うん。いつものスタジオじゃないから、ちょっと早めにでよう」 

智絵里「はいっ……あの、Pさんの車で行くんですよね?」 

P「そうだぞー……って、あぁっ! 智絵里と一時間のドライブじゃないか! やったーっ!」グッ 


2:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/21(土) 22:33:03.41 :nUMWwsEaO

智絵里「あの、わたしもとっても嬉しいです……」 

P「相変わらず智絵里は可愛いなぁ」ポン 

智絵里「えへへ……」ギュ 

P「よしよし、じゃあ荷物持って車に行こうか」 

智絵里「はいっ」 

P「ちひろさーん!」 


3:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/21(土) 22:39:40.01 :nUMWwsEaO

ちひろ「はーい?」ヒョコ 

P「例の撮影、これから向かいますので」 

ちひろ「あぁ、はい。わかりました。何時ごろ戻りますか?」 

P「えーと、多分19時前には戻ります。智絵里を送ってから戻りますから」 

ちひろ「了解しました。じゃあ、どうぞいってらっしゃい」 


4:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/21(土) 22:48:22.54 :nUMWwsEaO

ちひろ「あ、くれぐれも事故には気を付けてくださいね」 

P「はい勿論です!! ではいってまいります!」 

P「よし智絵里、行くぞー!!」ダダッ 

智絵里「はいっ!」トテトテ 






ちひろ「テンションたけーなおい」 


5:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/21(土) 22:56:11.90 :nUMWwsEaO

ちひろ「そういえば智絵里ちゃんとPさんが二人で仕事行くのは、ちょっと久々ですね……」 

ちひろ「ふふっ……だからあんなにはしゃいでたのか」クス 

ちひろ「今日は読者モデルの子と一緒に撮影……智絵里ちゃんもどんどん仕事がきていい感じね」 

ちひろ「読者モデルの子は……あぁ、この子ね。佐久間まゆちゃん」パラ 

ちひろ「可愛い子だなぁ……けど、Pさんがスカウトしないか心配ね……」 

ちひろ「あの人、ティンときたら誰構わずすぐスカウトしちゃうんだから……」 


6:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/21(土) 22:57:01.76 :nUMWwsEaO

――― 

―― 

― 


7:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/21(土) 23:02:10.74 :nUMWwsEaO

P「智絵里、ちゃんとシートベルト着けなきゃ駄目だぞ?」 

智絵里「ふふ、わかってますよ」カチャ 

P「よーし、じゃあ出発するぞっ」 

ブロロロ 

智絵里「……Pさん。二人でお仕事行くのは、ちょっと久しぶりですね?」 

P「うん? そうだな。まぁみんなも仕事増えてきてるし、そっちも付き添わなきゃいけないしな」 


8:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/21(土) 23:07:00.80 :nUMWwsEaO

智絵里「……わたしは、もっとPさんと一緒にお仕事したいです……」 

P「俺だってそうだよぉ! 智絵里と一緒にもっと活動したいよー!」 

智絵里「あの! じゃ、じゃあっ」パァ 

P「でも、そういうわけにはいかないからなぁ。ましてや俺のワガママだし」クス 

智絵里「ぁ……」 

P「幸子やくるみ、みくなんかも最近軌道に乗ってきたし、皆とも一緒に頑張りたいしな!」 


9:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/21(土) 23:12:35.15 :nUMWwsEaO

P「それに幸子やくるみはまだまだ新人だしな。俺が面倒みてやんないと」 

智絵里「……」ギリリ 

P「……智絵里?」 

智絵里「あっ、いえ……そうですよね……」 

P「けど、智絵里のプロデュースを怠るつもりは一ミリもないから、安心してくれな? いや、一ナノもそれ以下もないな……」ウーン 

智絵里「あはは……」 

智絵里「……」 


10:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/21(土) 23:17:55.34 :nUMWwsEaO

智絵里「……あ、Pさん。これよかったら車に置いてください」スッ 

P「ん? ちょっと信号だし止まるぞ……」 

P「これは……可愛い置物だな。なにかのキャラクター?」 

智絵里「わたしの好きなキャラクターなんですよ。よかったら……」 

P「100%置くよ! この一番目にはいるところに置こっと」コト 

P「おおお!」 


11:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/21(土) 23:22:02.03 :nUMWwsEaO

P「まるで智絵里がずっと見ていてくれているようだ……」 

智絵里「ふふ……大切にしてくださいね?」 

P「超勿論だよ! ありがとうな? 智絵里」ナデナデ 

智絵里「ん♪ ふふっ気に入ってもらえて、嬉しいです♪」 

P「智絵里に貰えるなんて、嬉しすぎて倒れそう」 


13:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/21(土) 23:28:01.73 :nUMWwsEaO

智絵里「倒れちゃったら、危ないですよ?」 

P「確かに! 智絵里になにかあったら本末転倒だ! 気を付けないと」 

P「よーし、今日はもっとやる気でてきたぞー!!」 




智絵里「ふふっ……」 


14:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/21(土) 23:29:22.93 :nUMWwsEaO

――― 

―― 

― 


20:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 10:39:44.09 :3BgxQT/XO

P「よし着いたな。持ち物控え室に置いて、スタッフさんたちに挨拶に行こうか」 

智絵里「はいっ」 

P「佐久間まゆちゃんとも、早く会いたいなー」 

智絵里「……どんな子なんでしょうね?」 

P「見るからにいい子そうだなぁ。なんか編み物とか得意そう」 

智絵里「ふふ……Pさんの予想はよく当たりますから。あとで聞いてみましょうっ」 


22:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 10:51:51.86 :3BgxQT/XO

ガチャ 

P「おはようございます! 本日はよろしくお願いします!」 

智絵里「よろしくお願いしますっ」ペコ 

スタッフ「ううん……困ったなぁ……」 

スタッフ「あ! 智絵里ちゃん、プロデューサーちゃんも、おはようさん」 

P「どうかなさったんですか?」 

スタッフ「うん……それがねぇ……」 


23:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 11:31:23.71 :3BgxQT/XO

P「電車が遅延……ですか?」 

スタッフ「さっき佐久間ちゃんから連絡が入ってね。まだ向こうホームにいるみたいなんだ」 

P「結構大きな遅延なんですか……」 

スタッフ「うん。今は電車が止まってるみたいでね……本人はもう少し待って動かなかったらタクシーで来るって言ってるんだけど……でもねぇ……」 

P「それなら僕が迎えに行ってきますよ!」 

智絵里「っ!」 

スタッフ「え?」 


24:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 11:45:53.73 :3BgxQT/XO

P「わざわざタクシー使ってもらうのもアレですし……僕と智絵里は今日車なので」 

スタッフ「でもなぁ……」 

P「いや、お願いします! 行かせてくださいっ!」 

スタッフ「な、なんでお願いしてんのよ……そこまで言うなら、頼んでもいいかな?」 

P「はい! 駅は……」 

スタッフ「○○駅だよ。すまないけど、よろしくね」 

P「はいっ」 


26:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 11:51:14.25 :3BgxQT/XO

P「智絵里はここで休憩するか、メイクさんのところで先に調整しててくれ」 

智絵里「……はい」 

P「じゃあいってくるな」ナデ 

智絵里「いってらっしゃいです……」 

P「じゃあ佐久間ちゃんと合流したら電話しますので! いってきます!」 

ガチャ 

バタン 


27:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 12:02:17.23 :3BgxQT/XO

スタッフ「プロデューサーちゃんは相変わらずだねぇ」 

智絵里「あはは……」 

スタッフ「智絵里ちゃんは、一回控え室に戻ってもらって大丈夫だからね」 

智絵里「はい。またあとで、よろしくお願いします」 

スタッフ「うん。よろしくね」 

智絵里「失礼します」 

智絵里「……」 


29:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 12:33:44.21 :3BgxQT/XO

ブロロロ 

P「きっと駅で困ってるに違いない……早くいってあげないとっ」 

P「……」 

P「それにしても……」 

P「この智絵里からもらった置物、可愛い? なぁ」チョン 

P「なんていうかなコレ……緑で猫っぽいていうのかな……嬉しいな」 

P「はは……智絵里にはいつも感謝しっぱなしだなぁ俺」 


30:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 12:39:26.03 :3BgxQT/XO

ウレシイナー 

カンシャッシッパナシダナー 

智絵里「えへへ……」 

智絵里「わたしが居なくても、Pさん喜んでくれてる……」 

智絵里「わたしも嬉しいですよ、Pさん……」ボソ 

智絵里「離れていても、繋がってますよね? Pさん……」 


34:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 13:19:23.29 :3BgxQT/XO

―――― 

P「よし、駅についたな……」ガチャ 

バタン 

P「さて、佐久間ちゃんはー」キョロ 

P「――って、ああ! 俺佐久間ちゃんとなにも連絡してない! 佐久間ちゃんが先にタクシーでいった可能性があるじゃん!」 

P「やらかした……」ガク 

??「あの……なにかお困りですかぁ?」スッ 

P「あ、すみません……ん?」 


37:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 13:31:39.20 :3BgxQT/XO

P「……」ジー 

??「? どうかしましたか?」 

P「君……佐久間まゆちゃん?」 

まゆ「そうですけど……」キョトン 

P「やったーっ!」 

まゆ「へ?」 

P「俺、今日一緒に撮影させてもらう緒方智絵里のプロデューサーなんだ! 」 


38:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 13:45:12.26 :3BgxQT/XO

まゆ「そうだったんですか。佐久間まゆです。今日はよろしくお願いします」ペコ 

P「よろしく。佐久間ちゃんが電車遅延のせいで遅れてるって聞いてね。迎えに来たんだ」 

まゆ「それじゃあ、貴方がスタッフさんが言ってた人なんですね」 

P「え、なんか言ってたのかい?」 

まゆ「さっき電話があって、一人迎えに行くから待っててって、連絡が来たんですよ?」 

P「スタッフさんが連絡してくれてたのか、よかったぁ」ヘタ 


39:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 13:59:32.05 :3BgxQT/XO

まゆ「うふふ……わざわざありがとうございます」ペコ 

P「いやいや……はは、さっき佐久間ちゃんと会ったとき、タイミングがすごくよかったから運命か奇跡かと思っちゃったよ」クス 

まゆ「え? 実は私もプロデューサーさんを見かけたとき、誰かわからないけど、とりあえずあの人に声を掛けなきゃって、体が動いたんですよぅ」 

P「本当!? いやぁこれは凄いな! 」 

まゆ「うふふ♪ そうですね……本当に運命なのかもしれないです……」 


40:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 14:46:21.05 :3BgxQT/XO

P「あ、申し遅れたけど、俺はPっていうんだ。改めて、今日はよろしくね」 

まゆ「Pさん……はい♪ よろしくお願いします」 

P「じゃあ車に案内するよ。スタジオに向かおう」 

まゆ「はい♪」 


41:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 15:06:32.96 :3BgxQT/XO

ガチャ 

P「あれ、助手席でいいの?」 

まゆ「はい。駄目ですか?」 

P「いやいやいやむしろ超ハッピーだけど」 

まゆ「じゃあお願いします♪」バタン 

P「よっしゃ! じゃあ出るからシートベルトしっかりつけてね」 

まゆ「はーい」カチャ 


43:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 15:32:20.19 :3BgxQT/XO

ブロロロ 

P「佐久間ちゃんてさ」 

まゆ「まゆでいいですよぉ」 

P「本当に? じゃあまゆちゃんは趣味とかどういうのなの?」 

まゆ「趣味ですか? 私の趣味は……」 

P「俺の予想は編み物なんだけど」 

まゆ「!! 当たりです! よくわかりますね?」 

P「え? ほんとに!? そんな感じがしてたからさ」 


44:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 16:09:09.43 :3BgxQT/XO

まゆ「うふふ♪」 

P「どうしたの?」 

まゆ「なんだか嬉しいんです♪ Pさんは私のこと、ぜんぶ知ってるみたい……」 

P「ははは照れるな。いやでも全部は流石に」 

まゆ「きっとわかりますよぉ。私もPさんのこと、もっと知りたいな……」 

P「まじかめっちゃ嬉しい」 


45:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 16:12:50.95 :3BgxQT/XO

まゆ「ねぇPさん?」 

P「ん?」 

まゆ「Pさんは、運命って信じますか?」 

P「運命?」 

まゆ「はい。まゆは今日信じることができました……Pさんに出会えたことは、きっと運命だったんです」 

まゆ「だってそうじゃないですか。あの時偶然に出会ったのも、私の趣味をぴたりと当てたのも……まゆとPさんは、きっと赤い糸で結ばれていたの♪」 


49:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 17:29:06.54 :WpyNno4oo

コンコンコン 

ガチャ 

スタッフ「智絵里ちゃん、プロデューサーちゃんから連絡があって、無事佐久間ちゃんと合流したみたい。準備しといてね」 

智絵里「はい。わかりましたっ」 

バタン 

智絵里「Pさん、早く帰ってこないかな……」 

智絵里「……まゆちゃんと合流したんだ……今車の中かな? なんのお話してるんだろう」スッ 


50:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 17:36:39.55 :Z4bKoSL8O

まゆ『Pさんは、運命って信じますか?』 

P『運命?』 

まゆ『はい。まゆは今日信じることができました……Pさんに出会えたことは、きっと運命だったんです』 

まゆ『 だってそうじゃないですか。あの時偶然に出会ったのも、私の趣味をぴたりと当てたのも……まゆとPさんは、きっと赤い糸で結ばれていたの♪」』 


智絵里「っ!?」バッ 

智絵里「な、なにこれ」 

智絵里「まゆちゃん、Pさんとどんなお話ししてるの……?」ギリリ 

智絵里「Pさん……Pさん……」 


55:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 18:21:48.31 :WpyNno4oo

P「俺とまゆちゃんが赤い糸で? いやー、それは嬉しいなぁ!!」 

まゆ「うふふ♪ 本当ですか? 私もとーっても嬉しいですよぉ」 

まゆ「あら? この人形……」スッ 

P「あぁ、それ智絵里がくれたんだ。今日一緒に撮影する子だよ」 

まゆ「そうなんですか……」ジー 

まゆ「ふふ……」ギュー 


56:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 18:37:34.56 :WpyNno4oo

P「そのキャラクター、好きなの? 抱えて……」 

まゆ「はい。とっても好きなんですよ」ギュ 

P「そうなんだ。まあ、可愛いよね。ぴにゃこら太……」 

まゆ「うふふ……」 


57:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/22(日) 18:46:20.42 :WpyNno4oo

チエリガクレタンダ―― 

ザザーザー 

智絵里「っ! あれ、あれ……」 

智絵里「そんな、聞こえない……どうしてっ」 

智絵里「……」 

智絵里「……っ」ギリリ 


70:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 08:10:53.65 :vtlBu4d/O

P「それにしても……まゆちゃんは可愛いから、アイドルとしても全然やってけると思うな」 

まゆ「本当ですか?」 

P「プロデューサー嘘つかない」 

まゆ「うふふ♪ もしも私がアイドルになったら……Pさんがプロデュースしてくれるんですか?」 

P「叶うのなら勿論!!」 


71:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 08:18:51.93 :vtlBu4d/O

まゆ「そうなったら、まゆをトップアイドルにしてくれますか?」 

P「勿論! 頑張っちゃうよ!」 

まゆ「ふふ♪ じゃあその時Pさんはまゆの専属プロデューサーさんですね」 

P「え? いやそれは困るな……」 

まゆ「どうしてですか?」ジー 


72:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 08:24:53.71 :vtlBu4d/O

P「どうしてって……俺は他の子も担当してるし」 

まゆ「……」 

P「智絵里も幸子もくるみもみくも、みんなまだまだ俺がプロデュースしたいし、専属ってのはまだ無理かなぁ」 

まゆ「……そうですかぁ」 

P「って、まゆちゃんは今読モだもんね。まゆちゃんにこんな話しても仕方ないよね。ついつい……ごめんごめん」 

まゆ「……」 


73:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 08:30:47.79 :vtlBu4d/O

まゆ「その中で……どの子がPさんの一押しなんですか?」 

P「うーん……一人にはしぼれないなぁ皆オススメ! 曲とかも出してるから、是非聞いてみてね!」 

まゆ「はい。そうしますね」 

まゆ「……ちなみに、緒方智絵里ちゃんってどんな子なんですか?」 

P「智絵里? まゆちゃん智絵里のこと気に入ってくれてるの?」 


74:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 08:36:57.49 :vtlBu4d/O

まゆ「はい。今日も一緒に撮影するので、知っておいたほうがいいかなって」 

P「うーん、まず智絵里は凄く可愛い!」 

まゆ「……」グ 

P「あと料理も美味しいし、掃除もしてくれたし……否の付け所がないくらい、いい子だよ! ちょっとオドオドする面が前あったけど、今は全然だしね」 

まゆ「へぇ」ググ…… 

P「だから今日もお互いリラックスしてできると思うよ。まゆちゃんも、とってもいい子だしね」 


75:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 08:50:53.93 :vtlBu4d/O

まゆ「ありがとうございます♪ 」 

P「まああとで実際に会うわけだし、その時にもなんとなくわかると思うよ」 

まゆ「そうですよね……」 

まゆ「会ってみれば、わかりますよね」 


76:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 08:52:29.05 :vtlBu4d/O

――― 

―― 

― 


79:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 09:22:56.95 :vtlBu4d/O

P「佐久間まゆちゃん入ります!」 

まゆ「ご迷惑をおかけして、申し訳ありません」ペコ 

スタッフ「いやいや、電車が遅延してたんじゃ仕方ないよ。プロデューサーちゃん、わざわざありがとうね」 

P「いえいえ」 

智絵里「……」 

P「智絵里、一人で待たせて悪かったな」ナデ 

智絵里「♪ 大丈夫ですっ」 


82:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 10:02:24.91 :vtlBu4d/O

まゆ「貴女が智絵里ちゃん?」 

智絵里「……そうです。今日はよろしくお願いします」 

まゆ「よろしくお願いします♪ Pさんの車に置いてあった人形、可愛かったですよぉ」 

智絵里「……ありがとうございます」 

智絵里「Pさん、ちょっと確認してほしいことがひとつあって……」 

P「おう。ここで確認するか?」 

智絵里「いえ、なるべく控え室で……」 


83:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 10:16:33.79 :vtlBu4d/O

P「そうか。じゃあ――」 

まゆ「もしかして、その髪留めの種類で悩んでいるとかですか?」 

智絵里「っ……そうですけど」 

まゆ「智絵里ちゃんの髪は赤っぽいから、今のやつよりもっと明るめのやつが良いですよ」 

P「おー! 流石モデル! 俺より的確なアドバイスが出来るかも知れないな……まゆちゃん、良かったら智絵里のことみてくれるか?」 

まゆ「はぁい♪ 智絵里ちゃん、控え室行きましょう?」 

智絵里「……」 


84:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 10:25:19.69 :vtlBu4d/O

シュルシュル 

智絵里「……わざわざすみません」 

まゆ「いえ♪ これくらい任せてください……うん、この色の髪留めのほうが可愛いですよ」 

智絵里「ありがとうございます。じゃあもう戻らないと……」 

まゆ「あ、智絵里ちゃん?」 

智絵里「……?」 


85:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 10:28:08.99 :vtlBu4d/O

まゆ「あまりPさんのこと盗み聞きするのは、感心しませんよ」 


90:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 10:54:31.79 :vtlBu4d/O

智絵里「っ!?」 

まゆ「ふふっ……それじゃあ、戻りましょうか」 

智絵里「っ」ギロ 

智絵里 (なんなの……わたしとPさんのこと、何にも知らないくせに……) 

智絵里 (……でも別いいです……) 

智絵里 (今日限りだし、貴方に会うの) 


93:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 11:00:10.81 :vtlBu4d/O

――― 

―― 

― 


94:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 11:06:36.73 :vtlBu4d/O

スタッフ「今日の撮影はこれで終了です。智絵里ちゃん、佐久間ちゃん、お疲れさま」 

智絵里「お疲れさまでした。ありがとうございました」ペコ 

まゆ「お疲れさまでしたぁ♪ 今日は遅れてしまって本当に申し訳ありませんでした」ペコ 

スタッフ「そんなに気にしなくていいよ。じゃあ、またよろしくね」 

P「お疲れさまでした! スタッフさん、またよろしくお願いします!」 

スタッフ「うん。プロデューサーちゃんもお疲れさま。今日はありがとね。じゃあまた」 


95:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 11:10:10.23 :vtlBu4d/O

P「よし俺達も帰るか」 

智絵里「はいっこのまま直帰ですよね?」 

P「おう!」 

P「あ、まゆちゃんも駅まで送ってくよ」 

まゆ「え? でも悪いですよ……」 

P「いいからいいから。車持ってくるから、ちょっと待っててな」 

智絵里「……」 


96:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 11:14:07.62 :vtlBu4d/O

智絵里「今日はお疲れ様でした」 

まゆ「はい。智絵里ちゃんもお疲れ様です」 

智絵里「撮影、スムーズに行きましたね。慣れてるんですか?」 

まゆ「はい♪ 好きなんですよ撮影。智絵里ちゃんも?」 

智絵里「わたしはちょっと恥ずかしいときもあるけれど……好きです」 

まゆ「そうですか♪ また一緒にやるときは、よろしくお願いしますね」 

智絵里「……はい」 


97:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 11:17:04.37 :vtlBu4d/O

智絵里 (次会うことあるかわからないけど) 


智絵里 (まあ、今日はいろいろ考えることがあって、勉強になりました) 

智絵里 (ありがとうございました。さようなら、まゆちゃん) 


98:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 11:18:45.37 :vtlBu4d/O

―――― 

P「智絵里ー! ちょっとおいで」 

智絵里「はいっ」 

P「ちょっと伝えたいことがあってな」 

智絵里「?」 

P「幸子たちは今いないけど、智絵里だけ事務所にいるからさ。ちょっと先にな」 

P「入ってきていいよ!」 

ガチャ 


99:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 11:23:52.98 :vtlBu4d/O

まゆ「おはようございます、智絵里ちゃん」 

智絵里「っ!!」 

P「今日からうちでアイドルをやることになった、まゆだ! 智絵里はこの前会ってるからわかるよな?」 

智絵里「は、はい……でも読者モデルは……それに呼び方」ボソ 

P「なんかアイドルを目指すために辞めたみたいだ。呼び方はこれでいいって言われてな。これから一緒に活動する仲間だ。よろしく頼むぞ?」 

まゆ「ふふ♪ これから、よろしくお願いします」ペコ 

智絵里 (そうですか……) 

智絵里 (そうですか) 


100:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 11:25:33.16 :vtlBu4d/O

智絵里 (もう知りませんよ) 

智絵里 (わたし、動揺しませんから) 

智絵里 (ぜったい、渡しませんから) 


101:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 11:26:07.77 :vtlBu4d/O

智絵里「よろしくね。まゆちゃん」ニコ 


102:◆IIZVaBNjwvma:2014/06/23(月) 11:27:59.97 :vtlBu4d/O

終わりです 


元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403357350