1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 18:13:37.74 :Ixpa6WVx0

ちひろ「えっ……だって、怖いじゃないですか」

P「まゆが? どうして」

ちひろ「言っちゃ悪いかもしれませんが、こう、近寄っちゃいけないタイプじゃないですか」

P「……はぁ……ちひろさん、貴女には失望しました」

ちひろ「えっ?」

P「今のちひろさんは性格にだけ目が行って、彼女の本質が見えてません」

ちひろ「本質、って……ヤンデレストーカ-でしょう?」

P「だからそれが間違ってるって言うんです。
  表出してる言動だけを見てテンプレに押しつけるなんて下の下の下でしょう」

ちひろ「……えーっと、どういうことです?」

P「分かりました。じゃあ俺がちひろさんに教えてあげますよ。
  まゆが怖いなんて印象は、所詮性格しか見えてないってね」

ちひろ「……それじゃあ、お願いします」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 18:21:14.48 :Ixpa6WVx0

P「まず、ちひろさんの中のまゆの印象をひとまずチャラにしたいと思います。
  俺がまゆに関する情報をあげていきますから、素直な感想をお願いしますね」

ちひろ「わかりました」

P「『佐久間まゆ』、『仙台出身』、『16歳』」

ちひろ「宮城じゃないんですよね。なにかこだわりがあるんでしょうか?」

P「『9月生まれ』の『おとめ座』、『B型』で『利き手は両利き』」

ちひろ「……ここは特に……おとめ座は濃いアイドルが多いなあとしか」

P「『身長153cm』」

ちひろ「……あれ、意外と小さいんですね」

P「ちなみに、関裕美より2cm小さくて」

ちひろ「あ、あれ……小さい……」

P「渋谷凛よりも10cm以上小さく」

ちひろ「……そ、そんなに小さいんですか?」

P「緒方智絵里と同身長」

ちひろ「うわっ……なんか凄く小さい気がしてきた……」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 18:28:03.40 :Ixpa6WVx0

P「さてここでちひろさんに質問です」

ちひろ「はい」

P「そんな小さなまゆが、後ろをついてきたり、すり寄ってきたりするって考えると……どうですか?」

ちひろ「……」

P「……」

ちひろ「……あれ、なんか小動物みたいで、意外と可愛いかも……」

P「でしょ?」

ちひろ「……で、でも! 言動がアレですし!!」

P「言動ねぇ……確かに、言動はキツいところがありますけど……
  ああいうなんかヤバめの事言ってる時でさえまゆは意外と可愛いんですよ」

ちひろ「……いやいや、そんなことは……」

P「とりあえず、ここに昨日の俺とまゆの会話を録画したビデオがあるのでそれを見てみましょう」

ちひろ「やけに用意がいいですね」

P「そなえあれば憂いなし、ですよ」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 18:33:57.33 :Ixpa6WVx0

まゆ『プロデューサーさん、おはようございます』

P『うん、おはよう』

まゆ『今日は朝から、プロデューサーさんの夢をみたんですよ……もちろん、プロデューサーさんの夢です。
    凄く素敵な夢で、まゆが目を覚ますと隣にプロデューサーさんが居て、それからずーっと二人で一緒で』

P『ああ、そうか』

―――

P「どうです?」

ちひろ「どう、って……いつも通りですね。いや、いつもよりちょっと軽いかも……」

P「怖いですか?」

ちひろ「……えー、はっきりいって……女の私から見ても気色悪いです」

P「そうですか……まあ、この構図のままじゃまゆの本当の可愛さは分からないでしょうしね」

ちひろ「……今度は構図、ですか」

P「ここから少しカメラが離れるから、よく見ててくださいねー」

             キュルキュルキュルキュル

P「どうですか?」

ちひろ「どう、って……あ……」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 18:38:28.49 :Ixpa6WVx0

P「気付きました?」

ちひろ「……ぷ……く……ふふふ……!」

P「あれ、どうしました?」

ちひろ「……い、いえ……その……! なんか、すっごく、微笑ましいなぁ、って……ふふふ……!!」

P「どこがです?」

ちひろ「ここです、ここ……ま、まゆちゃん、一生懸命背伸びしてるじゃないですか……ふふふ」

P「これはですね、俺に目線を合わせてくれようと努力してるんですよ」

ちひろ「……か、可愛……ふふふふふ、くく!」

P「背伸び、ってところがポイント高いですよね。
  元ファッションモデルのまゆなら厚底ブーツとかも持ってそうなのに」

―――

まゆ『プロデューサーさん、まゆのお話ちゃーんと聞いてますかぁ?』

P『聞いてるよー』

―――

ちひろ「……や、やば……くく、か、可愛い……!! こ、これ、可愛い……!!
     か、構って欲しい小型犬みたいじゃないですか、これ!!」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 18:46:23.78 :Ixpa6WVx0

P「怖いですか?」

ちひろ「なんとなく、怖さは薄れてきた気がします」

P「ここでカメラの位置が戻ります」

―――

まゆ『他の人のところに行こうとしないでくださいよ。なんでまゆの傍から離れようとするんですかぁ?
    プロデューサーさんの傍にはまゆだけが居ればいいじゃないですか。どうして他の人なんか見るんですか。
    他の人なんてどうせまゆの爪の先程もプロデューサーのこと大事に思ってないんですよ? 分かりますかぁ?』

P『はいはい、よかったなー』

―――

ちひろ「……なんだろう……あの微笑ましい背伸びをやりながら話してると思うと……
     この言動すら不器用ながら一生懸命じゃれてるように思えてきますね……」

P「そうでしょう、そうでしょう? 怖いと思うから怖いんですよ。
  第一印象だけで判断せず、広い視野を持つのが大事です」

ちひろ「本当に……痛感しました」

P「じゃあビデオの続き見てみましょうか」

ちひろ「……まだ、可愛いシーンがあるんですか?」

P「結構ありますよ。なんせ、こういう時のためのビデオですからね」


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 18:54:31.89 :Ixpa6WVx0

P「次は……『公表体重40kg』」

ちひろ「それなりですよね」

P「ちなみに、小学校六年生女子の平均体重が38.8kg」

ちひろ「……うわぁ……軽っ……」

P「かなり軽い方ですよ。これで高校生ですからね、彼女」

ちひろ「……でも、軽いのと可愛いのって関係ないんじゃ……」

P「それでは、VTRいきます」

―――

まゆ『……プロデューサーさん、まゆの話、聞いてくれてますか?
    もしかして、他のアイドルの事考えてたりします? それだと、まゆ、悲しいなぁ……
    悲しくて、悲しくて、なんとなく、他のアイドルたちのことが妬ましく思えてきちゃいます』

P『まーゆっ』

まゆ『……あれ、なんですか? もしかして他の子を庇うんですか? 『悪いのは俺なんだから』とか言って。
    あ、言っておきますけどまゆは怒ってなんかないですよ? 大好きなプロデューサーさんに怒ったりするわけないじゃないですか。
    まゆは、本当に悲しいだけなんです……プロデューサーさんなら分かってくれますよね?』

P『そーれ、たかいたかーい!』

                   がばぁっ!


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 19:07:12.53 :Ixpa6WVx0

まゆ『……そういう慰め方は、まゆ、好きじゃないですねぇ。こうやって抱き上げてもらえるのは嬉しいですけど、こんな子どもみたいな』

P『そーれ、メリーゴーランドー』

             ぐるぐるぐるぐる~~~~~

まゆ『……プロデューサーさん……目が回っちゃいますよ? こんなふざけたことしてお仕事、出来なくなっちゃったら大変でしょう……?
    あ、もしかして、まゆに介抱してほしくてこんなことしてるんですか? プロデューサーさんって意外と甘えん坊さんなんですねぇ』

P『ぐるぐる~』

まゆ『……で、でも、まゆまで酔っちゃたら意味がないじゃないですか。プロデューサーさん、ちゃんと考えなきゃ駄目ですよ?』

P『ぐるぐる~』

まゆ『だ、だからですね、プロデューサーさん……』

P『ぐるぐる~』

まゆ『……お、降ろしてぇ……』

―――

ちひろ「……か、くふ……か、な、なんですか、これ……!」

P「軽いし小さいから、こういうこともできるんですよね」

ちひろ「最後小さく降ろしてって言ったのが……顔真っ赤にして降ろしてって……可愛い……」

P「地に足つかないのが不安なのと、公衆の面前でぐるぐるされて恥ずかしいのとでいい表情が取れましたよ」


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 19:15:48.59 :Ixpa6WVx0

P「まゆもぶっ飛んでるように見えて根はいたって普通の高校生ですからね。
  こうゆう予想の斜め上をいくことをすると、ヤンデレとかそういうの関係なしに、可愛いんですよ!!」

ちひろ「御慧眼、恐れ入ります」

―――

まゆ『……プロデューサーさん、あんまりおふざけしてると、いくらプロデューサーさんのことが大好きなまゆでも怒っちゃいますよ?』

P『へぇー、そうか』

―――

P「ちなみに、まゆっていつも俺に手を出さないんですよ。知ってましたか?」

ちひろ「……言われてみれば……いっつも喋りかけるだけで、抱きついたりッていうのもあんまりないですね」

P「なんでだか分かります?」

ちひろ「……なんでなんですか?」

P「ああみえてまゆ、体格相応に非力なんですよね。だからやろうと思えば俺でも振り払えるんですよ。
  抱きついても振り払われるって分かってるから、あえて抱きつかないんですよね」

ちひろ「……それは……なんか、可哀想ですね」

P「ただ、そういうこともあってか、時々俺の方から抱きつくと、凄くうれしそうな顔するんですよね」

ちひろ「えっ」


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 19:26:33.10 :Ixpa6WVx0

P「それじゃあ次行きますか」

ちひろ「……抱き……えっ?」

P「なにか気になることが?」

ちひろ「……い、いえ、なんにも」

P「『スリーサーズ、上から78・54・80』」

ちひろ「……78? ……な、78!? あれで!?」

P「カップはCですけど、同身長の今井加奈・緒方智絵里・三村かな子・月宮雅といったキュートアイドルでは最小なんですよね」

ちひろ「……78……」

P「78です。それじゃあ、78のどこが可愛いのかを実際に映像で見てみましょうか」

ちひろ「お願いします」

P「ちなみにこの後の映像はまゆに対して『俺お山大きい方が好みなんだ』って言って数日後の映像です」

ちひろ「……なんでしょうか」

P「なんです?」

ちひろ「その説明……こう、すごくときめきますね」

P「でしょう?」


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 19:37:25.70 :Ixpa6WVx0

――― 本屋

まゆ『……』

まゆ『……』

まゆ『……』

           ぱさっ

店員『1280円が一点、1000円が一点、840円が一点、三点で3120円になります』

―――

P「えー、俺の調査によるとその日買った本がこちらです」

ちひろ「編み物と、料理と……雑誌……」

P「まぁ見れば分かりますけど、この雑誌、『バストサイズアップ体操』特集なんですよね」

ちひろ「……雑誌、ビリビリに破られてますね」

P「効果がなかったんでしょうね」

ちひろ「……」

P「……」

ちひろ「……ああ、駄目だ……可愛い……」


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 19:48:01.60 :Ixpa6WVx0

         がちゃっ

まゆ「おはようございます」

P「ああ、まゆ、おはよう」

まゆ「あ……プロデューサーさん、おはようございます。まゆを待っててくれたんですかぁ?」

P「丁度まゆの話をしてたところなんだよ」

まゆ「まゆの話ですか? うふふ、奇遇ですねえ。まゆもずーっと、プロデューサーさんとお話しすること考えてきたんですよ。
   ただ、千川さんと話すんじゃなくて、まゆのことはまゆとお話しましょう。ねぇ、プロデューサーさん?」

P「そうだな。じゃあそうするか」

ちひろ(……背伸びしてる、すっごい背伸びしてる……可愛い……)

まゆ「……千川さん?」

ちひろ「あ、あら、なに?」

まゆ「……気分が悪いなら、仮眠室で休むのをお勧めしますよぉ? あんまり、プロデューサーさんの近くで鼻息荒くされると不快ですし」

ちひろ「え、あ、だ、大丈夫、大丈夫だから……!」

まゆ「……それじゃあ、プロデューサーさん、あっちでまゆとお話しましょう♪」

P「ああ。それじゃあ行ってきますね」

ちひろ(……よく見ると、しっかり二歩くらい後ろをついていってるのよね……他にもきちんと気配りしてるし……なんで怖いなんて思ってたんだろう)


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 19:59:15.93 :Ixpa6WVx0

まゆ「プロデューサーさん、最近まゆに優しいですよね」

P「嫌か?」

まゆ「そんなわけないじゃないですか。ただ、なんとなく、作為的なものを感じるから、一応聞いておこうと思って。
    もしかして、なにかよからぬこと考えてるんじゃないですか?」

P「……」

まゆ「……カメラで撮るのも、ビデオを撮るのも自由ですし、プロデューサーさんがそれだけまゆに興味があるってことなら嬉しいですけど……
   もし、まゆの事をほかの女性との話のタネにしてる、なんてことだったら……」

P「まーゆっ」

まゆ「はい?」

               ぎゅーっ

まゆ「……プロデューサーさん、もしかして、まゆが相手ならこうやって抱きしめればなんでも解決する、なんて思ってますか?」

P「……さぁて、どうだろうな?」

まゆ「……もう……仕方ないから、今回だけは……まゆの事調べたのも、プロデューサーの愛ということにしてきますね。
    ただ、もうこんな隠し事しちゃあ、嫌ですよ?」

P「隠し事なんてしてないよ」

まゆ「……うふふ。分かりましたよ、信じてますからね、プロデューサーさん……♪」

ちひろ(……成程……怖いなんて論外……まゆちゃんは愛がちょっと大きいだけで、凄く可愛いんですね、プロデューサーさん!!)


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/28(木) 20:07:15.12 :Ixpa6WVx0

まゆ「プロデューサーさん」

P「んー?」

まゆ「プロデューサーさん、プロデューサーさん♪」

P「どうした?」

まゆ「……まゆのこと、離しちゃ、いやですよ?」

P「頑張る」

まゆ「うふふ……今日はこのまま、ずーっと一緒にいましょうか……♪」

ちひろ(うわぁ……ヤンデレって色眼鏡を外して見てみたら……まゆちゃんって意外とチョロいんだなあ……
     でも、すっごく幸せそうな顔して……本当に好きなんだろうなぁ、プロデューサーさんのこと……)

P「……そうだな。一緒に居ようか」

ちひろ(こういう一面に気付いちゃったらなぁ……そりゃあ、可愛く以外見えないし、お願い事も断れないか)

まゆ「うふふふふ……♪ プロデューサーさん、プロデューサーさん♪」

P「んー」

            ぎゅーっ

ちひろ(……はぁ、仕方ない。邪魔するのも気が引けるし、仕事はこっちで調整入れておこう……)

                                                     お   わ   り


2ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介です
【2ちゃんねる】モバP「まゆが怖いって、何言ってるんですか」
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